奇跡の5歳児

今日、奇跡が起きた。
こんなことあるんだ…

八百屋の良子さんとこにある沈丁花の香りがすごく良い香りで、どこまででも吸い込んでいたら…
5歳のミナト君が現れた。

沈丁花の近くに膝をついて座ってた私に向かって一目散に走ってきたと思ったら、正面から私にまたがる形で全力のハグ!

そして、

「だいすき、だいすき」
「やっとあえたね」
「かわいいね」
「はなれたくない」


え?え?
あなたは誰??
誰が言わせてるの?

今まで、私がそんな風に感じた人はいたけど、言われたのは初めてかも…

ミナト君のお母さんが連れて帰るまで、ずっと全力のハグ。
誰かにこんなに力強いハグされたの、いつぶり??笑

なんだかざわついてきた…
なに、この感覚。
なんか引き戻されるような感覚。
色々見たいけどミナト君が背中に回した手の感覚にだけ意識が向いて、考えることを止めさせられてる感じ。

過去生の誰かなのか?今生きてる人?
だめだ、今は思考停止してる。

「ミナト君、分かるの?」

「うん、分かるよ」

え、何を?
聞いたのは私だけど、私は分かってない。

ミナト君のお母さんが
「こんなにしがみついて離れないって、ないんだけど」と苦笑い。

ミナト君、もっと小さい頃は紐をつけてないとどこまでも一人で行っちゃう子だったらしい。
やっぱり「自由に生きる」を決めて生まれてきたんだね。

このざわざわする感じ、なに??
ミナト君は誰?何を伝えてくれたの?
何かに気づかなきゃいけない?
宇宙からのギフト?
今までにない、なんか不思議な感覚。

良子さんにミナト君の言葉を伝えたら、良子さんが涙ぐんでた。

沈丁花の花の奇跡だ。

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