私がツインレイと出会ってからの大きな出来事はいくつかありますが、その中でも「離婚」を体験したことはとても大きな出来事でした。

離婚までの経緯を最初に書くと、
ツインレイと出会った ⇒ 恋愛感情が湧いた ⇒ 元主人のことが嫌になってきた ⇒ 「離婚したい」と伝えたが拒否された ⇒ その1年2か月後に再度「離婚したい」と伝え、お互いに感謝と応援を持って離婚成立
という流れでした。
私はお相手さんと出会い、ツインレイという関係性だと分かってから、とにかくたくさんの情報を集めました。
「ツインレイがどういうものなのか」をとにかく知りたかったのです。
当時はネットやYouTubeにある情報は限られていて、私の欲しい答えは見つかりませんでした。恋愛感情が噴き出していた時期だったので、知りたかったのは、
・ツインレイは恋愛して結婚するのか?
・サイレントは必ず体験しなければならないのか?
・既婚者と独身のツインレイはどうなっていくのか?
こうしたことでした。
潜在意識とつながりながら、意味のない質問を宇宙に投げかけたりもしていました。
人はエゴが働くと「自分の望む答えを見つけるまで探そうとする」傾向があります。私も正にそうでした。
特に大きかったのは「ツインレイは恋愛して結婚するのか」という部分。
私は既婚者だったので「離婚する流れになるのか」という思いが湧き、同時に強い恐怖も出てきました。まだ何も始まっていないのに、元主人との離婚を考え始めてしまっていました。
私は「離婚」に対して強いブロックがあり、「離婚なんて絶対に許されない」と思っていました。
誰に許されないのかと言えば、結局は「自分が怖い」と感じていて、自分で自分に許可を出せていなかったということになります。
・離婚すると言ったら身内は何て言うかな
・バツイチって響きが良くない
・一度結婚したら生涯一緒にと誓ったのに、それを破ってしまう
・離婚は結婚の数倍大変と聞くしな…
・手続きが面倒だな
そんな言い訳を並べて「離婚してはいけない」と思ってはいけない、と自分を抑えることに必死でした。
でも抑えても出てくる「離婚したい」という思いは否定できず、「離婚したいけど怖い」、という繰り返しの日々の葛藤がとても辛かったです。
しかし、そんな思いを繰り返すのはやめなさい、と宇宙から言われたとしか言いようがない出来事があり、離婚の流れはやってきました。
私自身にも「離婚」という現実が目の前に訪れるとは、当時は思ってもいませんでした。
その頃、私が在籍していたコミュニティの先生に離婚したいと話した時のこと。
「離婚したいんです」
「どうしてですか?」
「……」
理由を聞かれてもはっきり答えられませんでした。実際は元主人のことが嫌で仕方なかったのですが、それすら言えずに言い訳ばかりしていたのを覚えています。
すると先生が、
「もしかして〇〇さん(ツインレイ)と結婚したいと思ってるんですか?」
と聞いてきました。
「そうは思ってないけど……」
と答えながらも、心の中では期待があったのかもしれません。先生にはそれを見抜かれていました。
そして、先生は厳しい口調でこう言いました。
「旦那さんとの学びが何も終わっていない。この状態で離婚したら同じことを繰り返します。そして〇〇さん(ツインレイ)と結婚となったら、〇〇さんを不幸にすることになる。旦那さんも傷つける。それは絶対に許さない!」
この言葉で、私はハッとしました。
現実は潜在意識の投影です。
つまり私が元主人を嫌だと思っている限り、ツインレイのお相手さんのことも、いずれ嫌だと思う瞬間が訪れる。学びを終えないと、「嫌だと思ったら別れる、そして離婚」を繰り返す可能性が高いということ。
そこで私は、元主人の言動に感じる「嫌だ」という思いからブロックを外すことに集中しました。
「なんでこういうことするんだろう」
「なんか嫌なんだよな」
小さいことでも、元主人の歩く音、「なんでこんなにドンドン音を立てて歩くのよ!」とか、「ゴミ箱の蓋もっと静かに閉めてよ!」など、私が深いに思っているところにブロックはあります。
こういうことの積み重ねから不満が湧いていたので、それらを書き出してブロックを外しまくりました。
うるさい、と思っていても言えなかったし、言ったところで元主人が変わるとも思えない、ということは、やっぱり自分が変わるしかないのです。
「相手を変えることは出来ない」のですから。
言っておくと、元主人は何も悪くありません。
私のブロックがあったからこそ、それを見せてくれていただけなのです。
私は元主人を変えようとは思わなかったけれど、「離れたい」と思ったことは過去にも何度かありました。
でも潜在意識を知り、
「自分が変わると見え方が変わる。そして現実も変わる」
と信じて、毎日ブロックを外し続けた結果、1年後には本当に元主人のことを嫌とは思わなくなりました。
嫌だと思っていたことの正体は、すべて私のブロックだったと気づいたのです。
そして「離婚してもしなくてもどちらでもいい。このままでも幸せじゃん」と思えるようになった時、宇宙は私を「離婚する」という行動を促しました。
その2か月後、私の引っ越し先が決まり、ハグをして別れました。
その数週間後。私がコロナにかかったとLINEした翌日、元主人は「買い物に行けないだろう」と、1時間かけて大量の食糧や飲み物を届けてくれました。
本当に愛してくれていたことを改めて知り、それに応えられなかったことへの罪悪感にしばらく苦しみました。
けれど、ブロックを外す中で罪悪感は徐々に溶けていき、感謝が愛に変わりました。
今では元主人の大きくて温かい愛に感謝しかありません。
この体験が、同じように葛藤している誰かの心に少しでも届きますように。