「待つ」という状態に苦しさを感じたことはありませんか?
誰かや何かをずっと待ち続けることで、迷いや不安を抱えてしまうことがあります。でも、それに気づけたときこそ、そこから抜け出すチャンスなのです。待つことが当たり前になっていることに意外と気付けていないものです。なのでそこから抜け出せたら、人生が勢いを増して変わっていきます。
「待っている」がデフォルトになっている状態

もし、あなたが「誰かを待っている」「何かが起こるのを待っている」「時期が来るのを待っている」と感じるなら、それは「待つこと」があなたのデフォルトになってしまっている可能性があります。
このデフォルトを変えなければ、いつまでも待ち続ける現実が続いてしまうのです。
たとえば、「誰かを待っている」場合、自分で「待つ」と決めてしまい、その状況を作り上げていることに気づくことが大切です。エネルギー的にも、あなたが「待つ」と決めている限り、その想いは相手にも伝わります。すると、相手は「待たれているなら、このままでいい」と安心してしまい、結果的に何も変わらない状況が続いてしまうのです。
「待たない状態」を作るには?
では、どうすれば「待たない状態」を作ることができるのでしょうか?
それは、「待つ」と決めている執着を手放すことから始まります。
たとえば、誰かに「待ってて」と言われたから素直に待ち続けているとしたら、その言葉の奥にあるメッセージに気づくのが大事です。「待ってて」という言葉の本質は、本当に「待ってて」という意味でしょうか?
「待っててほしい」、という言葉から、「その人の言う通りにしなければならない」と思い込まされている状態になっていたかも?など、「自分に目を向けるためのサイン」として受け取ってください。
本当に相手があなたに待っていてほしいと思っていたとしても、その言葉に従って待ち続けることで、あなたの現実は何も変わらないままになります。そして、「待ち続けなければならない」という思いが潜在意識の中に根付いてしまっているのです。それが果たしてあなたの幸せでしょうか?相手を待つことが幸せ、と感じるのなら、自己犠牲的なマインドブロックがある、と気づくタイミングです。
「待つ」ことをやめると起こる変化
もし、もう「待ちたくない」「待っていた人と会う未来を築きたい」と思うなら、「待つことを手放す」ことが重要です。
待つことを手放すと、今まで相手と繋がっていたエネルギーの流れが変わります。その結果、相手側にも変化が起こるようになるのです。
実は、「待つ」という行為は「追いかける」ことと同じエネルギーを持っています。追いかけられると逃げたくなる人も多いでしょう。同じように、待ち続けることで相手が距離を取ってしまうこともあるのです。なぜなら、「待たれていることに安心感を感じる」からです。その結果、どちらにも何の変化もない現実しか目の前には起こりません。
「待っていた」ことに気づいたなら、そのエネルギーを手放す事が現実を動かすスタートになります。
待つことのマインドブロックを外す

「待つこと」に対するブロックは、過去生にまで遡らないと外せないこともあります。しかし、一度「待つ⇒待たない」にシフトできれば、まずは自分自身が解放された感覚を味わうことができるでしょう。
「待つ」という行為は、実は自分で自分に制限をかけている状態(自己犠牲)でもあります。その制限を外せたとき、あなたは本当の自由を手にすることができます。
そして、最終的には「待つか待たないか」という概念すらなくなり、ただ流れの中で生きることができるようになるのです。
まとめ

「何かを、誰かを待つ」という状態は、無意識のうちに他人軸になっていることを意味します。自分の人生を自分の手で動かしていくためには、自分軸で、自分主導で現実を創り上げる意識を持つことが大切です。
そして、そのマインドが定着したとき、「そういえば、あのとき待っていたな」と振り返る瞬間が訪れるでしょう。そうなれば、待つのではなく、自らの意思で行動し、自由と解放を感じられるようになります。
大切なのは、外側ではなく自分の内側に意識を向けること。そこから、本当の変化が始まります。
あなたも「待つこと」を手放し、自由な未来へと進んでみませんか?

