2月最後の朝、一番上の姉のお誘いに甘え、過去に何度か泊まったことのある「山のホテル」に、人生で初めて姉妹で同じ部屋に泊まりました。
山のホテルは箱根神社から最も近い宿で、徒歩10分ほどの距離にあります。2連泊する姉からは「起こしてね」と言われていましたが、前夜にブロックを外したところ久しぶりに気持ちよさそうに熟睡できている様子だったので、そのまま寝といてもらうことにしました。
山のホテルに泊まる際は、必ず早朝に箱根神社へ参拝することにしているので、今回もまだ真っ暗なうちにお参りしてきました。
芦ノ湖に浮かぶ鳥居
2月の5時半はまだ真っ暗で星が出ています。ホテルから箱根神社に向かって歩いていると、右手に芦ノ湖に浮かぶ鳥居が見えてきます。


ここは、特に外国人に人気の撮影スポットですね。
神社に向かうと、階段も真っ暗、この時期は6時に開門することが分かりました。あまり調べることをしないので、こういうこともあるのが面白くもあります。
早朝、門が閉まっている神社をぼーっと見ていると、脳天の辺りにじんじんとした、松果体が反応している感覚が来ました。

開門前の箱根神社本殿
しばらく真っ暗な境内を歩いていると、やはり6時に門が開きました。少し明るく写っていますが、実際はまだ暗いです。

九頭龍神社へ二社詣
九頭龍神社も一緒にお参りできるようになっています(九頭龍神社は別記事参照)。



箱根七福神 恵比寿様
↓階段ではなく横道から歩いて下ると、恵比寿様がいらっしゃいます。

↓その横には弁財天様と鯉たちが。
権現からめもち
池の後ろには「権現からめもち」というお食事処があります。

ここではつけ麺がオススメで、辛くはないのですが鰹節がふんだんに使われていて、私は一度食べてから病みつきになりました。店内のセルフのお水は、箱根神社の御神水で、初めて飲んだ時に美味しすぎてお店の方に聞いて教えてもらいました。
箱根神社 お休み処 権現からめもち|箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!
中でも外でも頂けるのですが、甘酒と幸せの柏餅もおススメです。こしあんとお餅のバランス、柔らかさがやはり病みつきになります。甘酒は、麹と酒かす両方でつくられているようで、深みがあってアイスでもホットでも本当に美味しいです。

かしわの木に杉
↓お店の外にはかしわの木が立っています。姉が気づいたのですが、柏の木に杉が生えていました。何度も来ているのに初めて気づきました。


参拝と散策を終えると6時20分。鳥居の外は明るくなっていました。今回約1時間、誰にも会わずにじっくり箱根神社を感じることが出来ました。
鳥居にはいつも大行列
芦ノ湖に浮かぶ鳥居周辺は、昼間はいつも多分100人くらいは常に並んでいます。そのため、このような看板が出ています。

↓でも早朝はこんな感じです。誰もいません。

ここを右に芦ノ湖沿いを歩いて山のホテルに向かいます。朝は特に清々しく、スッキリします。

↓芦ノ湖にいる鵜?さんやカモさんやたちを眺めながら毎回違う風景を楽しませてもらえています。水中にもぐった後の波紋?水紋?に釘付けになりました。少しの間、深いところで何かを感じていました。何を感じていたんだろう…
早朝の箱根神社参拝には山のホテル
箱根神社を早朝に参拝されたい方は、山のホテルに滞在される事をおススメします。とても落ち着いた雰囲気で歴史のあるホテルで、温泉はもちろん最高で、フレンチ、懐石ともに美味しく、山のホテルでしか飲めないノンアルドリンクも種類が豊富、SPAも最高!
なので、私は芦ノ湖近くに泊まりたいという方には山のホテルをご紹介しています。山のホテルに関しての記事は近々挙げようと思います。
富士山の笠雲
今回は、私にとっては初めての姿を見せてくれた富士山。いつ見ても見入ってしまうのは私だけではないと思います。山のホテルからの富士山は圧巻です。笠雲は天候の変化を予兆することから、人生の転機や新たなステージへ進むサインとも言われます。何か大きな決断をする時が近づいている可能性があります。「富士山に笠雲がかかると吉兆」とされることがあり、願いが叶う前触れとも言われます。この写真を見られた方は、何かしらの大きな気づきや変化が訪れるかもしれませんね。
