600年の時を越えて Sさん一家に繰り返された車の事故と先祖からの念

箱根にリトリートに来てくださったSさんが、ミニ講座を受講いただいている中で、度重なっていた事故のお話になりました。
それがただの偶然ではない、とすぐに感じ、浄霊する運びとなりましたので今回はその流れをご紹介します。

↓Sさんのリトリートの様子はこちら

目次

繰り返されていた車に関する事故

先日の勉強会で、Sさんが亡きお父さんとの「一番つらい記憶」をお話ししてくださったときのことです。
お父さんの生前の出来事を思い出す中で、ある共通点が浮かび上がってきました。

・お父さんが20代の頃、バイク事故で輸血を伴う大事故に遭ったこと
・お父さんの兄弟(Sさんの叔父)が、車の事故で亡くなっていること
・Sさんの娘さんが、車にぶつかる事故を起こしたことがあること
・Sさん自身が20歳の頃、日常的に車通勤を希望した際、お父さんに激しく反対され、トラウマになるほどの恐怖を感じたこと
・結婚後、旦那さんと車で遠方に向かう道中、バイクが車に突っ込んできて、運転手が空を飛ぶほどの衝撃的な事故に遭遇したこと

ここまでお話を伺った時点で、私は「これは単なるマインドブロックではなく、先祖から流れている“良くない念”が引き継がれている」と、明確なメッセージを受け取りました。

亡きお父さんが全力で守ろうとした理由

勉強会の最中、私は亡きSさんのお父さんと繋がりました。
Sさんが若い頃に車通勤を厳しく止められたのは、お父さんがSさんを事故から全力で守るためだったということを、はっきりと伝えてくださったのです。

お父さんは、大事故に遭ったご自身の経験と、先祖から来る念を無意識に感じていたため、車に対して非常に強い恐れと警戒心を持っていたそうです。
その思いが、時にSさんへの“強い抑圧”という形で現れてしまった、とおっしゃいました。

ですが、その背景には、深い深い「守りたい」という愛がありました。

先祖の念の源へ──12代前、1400年代の映像

その後、私はSさんの先祖の流れを見に行きました。
すると、Sさんの父方の12代前、1400年代頃に生きていた男性の存在が浮かび上がりました。

そのご先祖様は、当時の生活の中で、今でいう“タイヤの働きをする道具”によって家族を失い、さらにご自身も命を落としたような映像が見えたのです。
その出来事があまりにも無念で、成仏できないまま、「子孫の幸せを心から願えない」という思いが怨念のような思いとなって、代々流れてきてしまっていました。

これが、Sさん一家に繰り返されていた「車・バイクの事故」に、はっきりと繋がっていたのです。

600年以上続いた念を切る

Sさんのお父さんも、その“繰り返される事故”の一部を体験していました。
だからこそ、お父さんはSさんに対して強く出てしまったのでしょう。
ご自身も苦しみながら、「なんとしても事故から守りたい」という思いを持っていたことが、伝わってきました。

私は勉強会の最後に、Sさんにこの流れをお伝えし、12代前のご先祖から繋がる念を浄化(切る)させていただきました。
これによって、今後Sさんご自身やご家族が車に関連する事故を起こす、巻き込まれるようなことは、もう起こらなくなるだろうと感じています。

Sさんの体感と、霊的な浄化の証

浄化させていただいている際には目をつぶってもらっているのですが、終わったあとに目をつぶっている間に感じたことを伺いました。
すると、こう答えてくださいました。

「マインドブロックを外してもらうときも何かが抜ける感覚はありますけど、今回は全身の毛穴からぶわぁぁぁーっと何かが出ていくような感覚がしました」

まさに、“念”というエネルギーが霊的なレベルで解放された証だと私は感じました。

同じ災難が繰り返されるときは、先祖からの可能性を探ってみる

「車に関する事故が続いているのは、たまたま」「偶然重なっただけ」と考える人もいるかもしれません。
ですが私は、その場で即座に「これはご先祖からの念」と感じたため、視に行く流れとなり、結果的に600年以上続いたエネルギーの浄化へと繋がりました。

人が感じる“エネルギー”には、人が捉える「良いもの」もあれば、そうでないものもあります。
特に、「原因不明の災難が繰り返される」「理由のわからない恐怖がある」といったときは、過去生やご先祖から繋がる何かの影響を受けている可能性もあるのです。

そう気づけるだけで、「仕方ない」と諦めるのではなく、解決へとつながる道が開かれていきます。

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