「どうして私は、こんなにも嫉妬してしまうんだろう」
「相手を信じたいのに、苦しくなる…」
そんな思いで2人の関係に悩み、泣いたり辛い日々を送っていませんか?
誰かを好きになると、心の奥に潜んでいた「独占欲」や「執着心」が顔を出すことがあります。
そしてそれは、今世だけではなく、あなたの魂がずっと抱えてきた“過去生の感情”が関係しているかもしれません。
この記事では、恋愛における強い嫉妬や支配欲の根本を、潜在意識、過去生の視点から紐解いていきます。
嫉妬のループから抜け出し、本当の意味で「愛し、愛される関係」を築くためのヒントが見つかるでしょう。
束縛したくなる感情の正体

今、あなたは誰かに強く惹かれていて、「私だけを見てほしい」「誰とも仲良くしてほしくない」と思っている時、その気持ちは決しておかしなことではありません。恋をすれば自然に湧いてくる感情でもあります。
ですが、その思いが強くなりすぎると、「相手を束縛したい」「独り占めしたい」といった、いわゆる“支配欲”につながることがあります。
たとえば、好きな人が他の異性と何気なく話していたり、SNSに誰かと一緒に写っている写真を載せていたりすると、「あの人と付き合ってるのかな?」「私のことなんてどうでもいいのかも」と胸がザワつき、イライラしたり、泣きたくなったりしたことはありませんか?
このような感情が湧いてくるとき、心の中には「私だけのものであってほしい」という無意識の思いが隠れています。
この思いの根っこにあるのが、支配欲や独占欲なのです。
嫉妬はどこからくるのか

「嫉妬なんてしたくないのに」「もっと自由な気持ちで恋をしたいのに」と思っていても、感情はコントロールできるものではありませんよね。
特に、相手の行動に一喜一憂してしまうとき、その裏には深い感情のパターンが潜んでいます。
実はこの「強い嫉妬心」は、今世だけで生まれた感情ではないことが多いのです。潜在意識に刻まれた過去生の記憶が、あなたの心に深く影響している場合が多いです。
たとえば、過去生で愛する人を独り占めしようとして、その関係が壊れてしまった経験があるとします。
その記憶は魂に傷となって残り、今世でも「また同じように失いたくない」と、強い嫉妬の感情が支配欲、独占欲となって表れてしまうのです。
そしてその逆もあります。束縛され過ぎた過去生を送ったことがあるなら、次は束縛してくる人から逃げる人生を選ぶ人もいます。
皆さん、今までの人生で束縛する側、される側、実は両方経験していることに気づきませんか?恋愛に限ったことではなくても、何か思い出すことがあるのではないでしょうか。
過去生にある「愛しすぎた記憶」
過去生を見ていくと、次のようなケースに出会うことがあります。
ある女性は、彼女がいる人を好きになり、彼のSNSで彼女との写真を見ただけで毎日不安と怒りに振り回されていました。
SNSを見るたびに心がザワつき、何も手につかなくなってしまうほどでした。
過去生を辿ると、その方は中世ヨーロッパで修道院に入っていた男性と禁断の恋に落ち、誰にも知られぬように愛し合っていた人生がありました。
けれどある日、その男性が別の女性との結婚を迫られ、それを拒めずに去っていったことで、彼女は「裏切られた」「誰にも渡したくなかった」という強い思いを魂に刻んだまま亡くなっていたのです。
その記憶が今世にまで持ち越され、「好きな人が他の人と関係を持つことへの強い嫌悪感」となって表れていたのです。
過去生での出来事を思い出し、癒し、感情を浄化していくうちに、彼女の嫉妬心は少しずつ穏やかになり、今の自分に意識を向けられるようになりました。
これは一例ですが、私にも皆さんにもたくさんの過去生を体験し、何らかの傷を感じて生きていました。恋愛で叶わなかった想いを次の人生へ持ち越している人がとても多くいらっしゃいます。その代表がツインレイと出会うことにあると思います。必ずといって良いほど強い嫉妬を感じます。詳しくはツインレイの記事やYoutubeをご覧ください。

↓ツインレイの嫉妬に関するYoutube動画はこちら
支配欲を手放すと、愛は自由になる

誰かを好きになったとき、「愛する」という思いと、「自分のものにしたい」という思いは似ているようで違います。
分かりやすく例えると、前者は「相手の幸せを願う」ことであり、後者は「自分の不安を埋めるために相手をコントロールしたい」という気持ちです。
人は誰しも、誰かに支配されることを無意識に嫌います。
たとえ束縛されたくないと思っている人でも、相手に強く執着していると、その想いがエネルギーとなって伝わり、相手に「逃げたい」という衝動を与えます。
ヒアリングをしていくと、「支配されることは嫌っているのに、自分は誰かを支配したい」と感じていることにも気づきます。これは恋愛関係だけではなく、親子関係で感じる場合もあります。
そして、因果応報の原理で、過去生や今世に関わらず、「やったことは返ってくる」ということが、自分でも気づかないうちに現象として起こっていることに気づく必要があります。セッションでは、そのスタートの出来事、なぜやったのか、やられたのか、などの根本を見て、そこで感じた今に繋がる感情を浄化していきます。表面ではなく、過去生から癒していかないと現実はなかなか変わらないことが分かっています。
だからこそ、相手を変えたい、相手に変わってほしい、コントロールしたいなどと思ったときは、まず自分の中にある支配欲や嫉妬の感情を見つめ、癒していく必要があるのです。
嫉妬を乗り越えた先にある本当の愛
「自分が変われば相手が変わる」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これはスピリチュアルな世界だけでなく、現実の人間関係においても真実だと思います。私は潜在意識の観点からお話していますが、この言葉に尽きると思っています。
独占欲や束縛したい、という思いから繋がる根本の嫉妬の感情を癒していくことで、あなた自身の波動が軽くなり、相手にとっても心地よい存在へと変化していきます。
そうなると、今まで感じていた不安や不満が嘘のように消えていき、自然と「愛し、愛される関係」へと変わっていくのです。
恋愛がうまくいかないと悩んでいる方、嫉妬が収まらなくて苦しいという方。
それは、あなたが悪いわけでも、感情を抑えられないからダメなわけでもありません。
ただ、まだ癒されていない過去生の記憶が、今のあなたを苦しめているだけです。
その感情にしっかりと向き合い、優しく癒してあげることで、あなたの恋愛は必ず変わります。
愛されたいなら、まずは自分の感情を愛してあげてくださいね。
なぜ嫉妬を感じたり辛い体験をするのか
なぜこういった体験を私たちがしているのか、それは「魂が学ぶ」と決めているからです。
誰のせいでも自分のせいでもなく、「魂」に沿って私たちは色々な体験から学んでいきます。私が言うなら、魂は色んな感情を感じたいために、目の前に色んな人を配置して出来事を起こし、そこから自分が感じる感情を感じ、もう浄化して良いというタイミングでブロックとして外していく、この流れの繰り返しだと思っています。
誰かのせいにできたら楽なんです。自分は悪くないから、と思えるからですね。しかし、誰が良い、悪い、ということではないんです。自分がどう捉えているかを感じ、そこで何か決めつけていたことがないか、その価値観は偏っていないかを学び、調和していくためにたくさんの人と出会い、体験を積んでいくわけですね。

さいごに

恋愛から感じる嫉妬や独占欲は、決して「ダメなもの」ではありません。
それは、あなたが誰かを本気で愛したからこそ生まれてきた、とても人間らしい反応です。
ただ、その感情に飲み込まれてしまうと、知らず知らずのうちに相手を縛ろうとしたり、自分自身を責めたりしてしまいます。そしてそれが進むと、目の前からだんだん人がいなくなる、ということが起こるかもしれません。
そしてその原因として、今世だけでなく、過去生で経験した深い悲しみや未完の想いが関係していることも多いのです。
過去生の記憶を癒し、感情を一つひとつ浄化していくことで、あなたの恋愛は少しずつ変わり始めます。
嫉妬から自由になるということは、自分自身をも自由にし、相手との関係にも“本当の愛”を流し込むことなのです。

