箱根のバス事情について

私の住んでいる場所は箱根登山鉄道もバスも両方利用できます。
使い分けをしている、という感じなのですが、バスと電車の特徴を、私の感じた印象と、事実がどうなのか、をざっくりになりますが書いていこうと思います。
現状、1割バスで0.5割電車、8割5分歩きです(笑)平気で4時間とか歩いてます。

目次

箱根登山鉄道、箱根登山ケーブルカー

登山電車・ケーブルカー|箱根ナビ (hakonenavi.jp)

箱根ナビから引用

小田原から早雲山までを結ぶ登山電車です。小田原から箱根湯本まで、箱根湯本で乗り換えて、強羅までが登山電車、強羅から早雲山まではケーブルカーに乗り換えます。昼間は1時間に4,5本くらいは走っているようです。
急な坂のため、スイッチバックしながら少しずつ進んでいくのを楽しみに乗っている人もいるようです。
6月は紫陽花が満開な時季で、進行方向両サイドに色鮮やかな紫陽花が見られます。

バス停に時刻表がある主なバスは2社

箱根登山バス

箱根登山バス|箱根ナビ (hakonenavi.jp)

箱根ナビから引用

伊豆箱根バス

伊豆箱根バスTOP |伊豆箱根バス (izuhakone.co.jp)

伊豆箱根鉄道から引用

時間に正確さを求めるなら登山鉄道が便利

小田原から乗って強羅まで行くには、バスでも電車でも行けます。
鉄道は時間通りに運行していますが、バスは、小田原と箱根湯本からはほぼ定刻に出ているようです。後の時間が決まっている場合は、強羅、早雲山までであれば鉄道の方が良いかもしれません。
バスの混み具合などは、後述しています。

バスと電車の運賃と所要時間の比較

小田原から強羅までの箱根ナビの検索機能で運賃と所要時間を比較してみると、

箱根登山鉄道 ⇒ 770円 61分
箱根登山バス ⇒ 1030円 49分

と出てきました。
鉄道だと、時間はほぼ正確です。ただ、駅からの移動手段は徒歩かバスの乗り換えになります。
バスの場合は、路線がたくさん通っているので、誰も乗り降りしないだろう、という停留所もあり、小田原からバスに乗ってしまえば、目的地までは1本で行ける場合が多いです。
小田原駅では元箱根行き、箱根園行きなど、行く場所によって乗り場が違うので少し注意が必要かと思います。

バスの乗り方、降り方

バスは、前乗り、前降りです。
運賃は、現金の場合は乗車時に整理券を取り、モニターに金額が出るので降車時に支払います。おつりは出ないのであらかじめ両替してから運賃箱へ。
ICカードなどの場合は、乗車時に「ピ」とタッチするところがあるのでタッチして、降りる時もまたタッチします。バスの中でチャージが出来るようです。
2日間や3日間有効のチケットもあるのですが、これはバス会社によって発行しているようなので、全てのバスで使えるわけではなく、乗る時に確認が必要ですね。周遊チケットは、芦ノ湖のフェリーの料金も含まれているものもあり、かなりお得な金額で発売されているので、みっちり箱根に滞在する場合はとてもお得に回れると思います。

運転手さんが聞いてくれたり教えてくれるので、分からない事はすぐ聞くべしです。しかも運転手さんは誰でも英語を話します。片言の人もいれば、流ちょうなネイティブスピーカーの方もいて、外国人観光客の多さで皆さん話すようになったんだろうな、と・・・
必要最低限は皆さん話されているので、外国人でもスムーズに乗降している人が多く見られます。

平日のバスの混み具合について

小田原駅から箱根の山方面へ向かうバスに乗る時は、午前中の10時くらいまでは比較的空いている印象です。
10時~16時くらいの間は、観光客で溢れる時もあります。最近では通勤時間以外は外国人が8割以上を占めていると感じます。ものすごく大きいスーツケースやリュックを持って乗るので、通路に置いたり、2人掛けの席に荷物を乗せたりする人もいます。
生活している人の足にもなっているので、私含め山奥まで乗らない人たちは前の方に乗りますが、観光客は後ろの方に乗っているイメージです。

箱根の山方面から小田原駅行きは、午前中のホテルのチェックアウトの時間に合わせて混んでいる印象です。お昼前くらいは満席状態のバスを多く見かけます。午後から夕方にかけては比較的空いていると思います。

土日はまた状況が変わるかも知れませんが、平日はこんな感じかな、と思います。

バスが団子になってやってくる現象

バスの時刻表の一例ですが載せておくと・・・

2社の時刻表が並んでいます。
何度かあった出来事なのですが、、、
16時17分のバスに乗ろうとしたことがあります。停留所には、12分頃には到着していました。
時刻表上の箱根登山バスの12分のバスはその前後通らず、しばらく待っていました。結構待っていました・・・
時計を見ると16時30分。15分以上バス停で待っていたことになります。
やっと来た・・・と思ったら、3台続けてきました(笑)
なるほど・・・
そして、1台目のバスはほぼ満席で、後ろの2台を見るとガラガラ。
そういうことね。多分、12分のバスに乗客が集中して、特に観光客の対応には時間がかかるので、後の時間のバスが追い付いてしまう。道路は追い越し車線ではないので、よほどのことがなければ追い抜かすことなく走るため、団子のようになってやってくる、というカラクリかと。

傾向としては、小田原に向かうバスに多いような気がします。
ホテルのチェックアウトの時間の午前中にも同じことが起こりましたので。行きは分散できても、帰りはチェックアウト後に大きな荷物をバスに載せて、となると集中的に混むのは想像されますね。

まとめ

・時間に正確さを求め、メジャーな観光地まで行くなら箱根登山鉄道やケーブルカー
・時間を気にせずマイナーな場所まで乗り換えなしでゆったりした時間を過ごしたいならバス

という感じでしょうか。
バスがここまで時刻表関係ないくらいになる理由としては、外国人観光客が多いこと、道が狭く坂が多くなると、バス同士すれ違う時にはギリギリになるため、速度調整が多いことかな、と思います。
ちなみに、平日の朝8時40分に小田原からバスに乗り、目的地の元箱根に着いた時は、予定の時刻から10分遅れくらいでした。その後の予定が決まっているわけではないので、ゆったりバスを楽しめました。

私はバスが好きです。同じバス会社のバスがすれ違う時には、運転手さん同士、手を振って挨拶をするのを見るのも微笑ましくて好きです。
あと、バスは、乗っている人が静かで、登山鉄道は結構騒がしい印象です(笑)

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