嫌いな人、苦手な人がいつも周りにいる、という人はいますか?
いつもイライラしたり、生活に支障が出る体調不良を感じながら生活しているかもしれません。
そんな人は、今の地球の次元上昇によって、ネガティブと言われる「地球の波動」の「怒りの感情」を解放する段階にある、ということに気づいてもらえたら良いな、と思います。
目に見えることが全てではなく、むしろ逆、ということにいづれ気づく世の中になっていくので、その転換期のスタートである今のタイミングだからこそ、証明されていないし、とか、信じられない、とか、不思議、と思うようなことを書いていきます。
今回は、嫌いな上司に対しての思いから、見えないところで起こっていること、気づくべきことをお話します。
上司のくせに逃げるな!
このように思ったことがある人は少なくないのではないでしょうか。
私も会社で仕事をしていた頃は、こう思う上司にいつも悩まされていました。
もう20年以上前になりますが、会計監査の当日に私の上の上長が全員、病欠、当日出張になったことがあり、その結果私が監査法人への対応をせざるを得ず、「この部署はなめてんのか!!」と監査法人の監査員に怒鳴られたことがありました。
私が監査員から怒鳴られた理由は「上司達が全員不在で、派遣社員の私が対応したから」でした。
私は派遣社員だったので、その会社の人間ではなく、なのに上司達の尻拭いをする流れになったり、初対面のオッサンに怒鳴られることは、私のプライドがずたぼろにされた事件でした。
翌日出てきた上司達は謝ったり、ねぎらいの言葉を言ったりしてきましたが、悔しさと怒りが収まらず、当時は派遣社員として仕事をしていたので、この件を理由に契約を延長せずに辞める選択をしました。
できない上司から逃げたのに次にもっとすごいのが現れた!
私が辞めた理由は、上司達の顔を見ると血圧が上がり、めまいがするようになってしまったからでしたが、会社を辞めても怒りはしばらく収まりませんでした。
その後決まった会社で働くようになって、しばらくは快適だったのですが、人事異動で直属の上司になった人がまた・・・ひどすぎる!というくらい仕事をしない、出来ない、と思う人でした。
20年以上前で、今ではその人も定年している年齢、会社に属していないと思われ想像できないと思いますが、「ただ座ってハンコ押するだけ」のような言葉がしっくりくるような人でした。
海外出張だけは大好きで、行った先では飲んだくれ、経費で落ちないような接待を繰り返し、社内でも問題視されるような人でした。
その人が部署全体の座席移動のタイミングで、なんと私の目の前になると分かったその日のうちに「もうこの会社辞めよう」と決めました(笑)。
体がボロボロになった時に聞こえた誰かの声
やっぱり私は上司に恵まれてないんだ、と割り切ろうとしましたが、その後いくつか派遣先を変えましたが、その度にどんどん仕事が出来ない!と思う上司や先輩が現れました。
派遣社員として働いた最後の会社を辞めた前年は、原因不明の関節の痛みや高血圧、突発性難聴にもなり、体はボロボロ状態、通院でかかった医療費が年間20万くらいになっていました。
そんな中で辞めるきっかけになったのは、「もうそろそろ良いんじゃない?」と誰もいない右後ろからの誰かの声が聞こえたことでした。
その会社を辞めた3か月後に、無意識領域の事を知り、自分に起こったことの理由を知る流れになったのです。
目に見える現実が全てではない
今だから、なぜこういうことが起こったのかの説明がつきます。変な上司に当たったのはツイてない、ではないのです。
今まで出会ったムカついてきた上司達は、私に「今後のために、もう必要のない怒りを解放しなさい」と気付かせるために現れてくれた、ということになるのです。
目に見えて起こることが先ではなく、見えない無意識領域にある感情が現実を現わします。
ただ、見えることが全て、と思っている人がとても多いので、答えを探そうとして「なんでこんな上司ばっかり現れるのか」と考えても、無意識領域に答えがあるので、考えて出てくる答えは真実ではないのです。
思考が生み出す答えとしては、
・ツイてないから
・昔何かをしたバチが当たったのかも
・しょうがない・・・
くらいではないでしょうか。
「しょうがない」が一番多いかもしれません。しょうがない、と思って上司に対しての怒りを我慢したまま生活を続けていると、私のように体を壊してしまう場合があります。
自分に目を向けることが解決に繋がる
さて、なぜ爆発するほどの怒りを感じる会社生活を送ったのか、ですが、答えは「解放するべき感情」として感じるため、でした。
上に挙げた、監査で当日病欠をした上司に対して感じたことをここから深ぼっていきます。
その時の上司に対してどう思う?
もう、怒りしかない!!
あの時はどう思ったの?
当日体調不良っていうのも多分嘘だし、
分からないことが多いからきっと監査が嫌で逃げたと思う
上司が本当に逃げた、としたらどんな気持ち?
許せないし、部下に仕事を押し付けて楽しようとして、ずるい!!
上司として失格だと思う
病欠は嘘、と思ったのはどうして?
毎日のように飲みに行っていたし、きっと前の日も
帰りに飲みに行くと言ってたから飲みすぎじゃないか、と
自分も、具合が悪いと嘘を付いて休んだことない?
・・・ある(笑)
「鏡」の法則によって気づくこと
「きっと病欠というのは嘘と思った」ということは、私が同じことをしたことがあり、忘れていたけど無意識領域から記憶がふと湧き上がり、「きっと嘘」と思ったわけです。
そして自分がしたことは、周りもしているに違いない、のような「思い込み」があることが分かります。自分がやったからどこかでその可能性が出てくる、というイメージです。もう1つ、やったことが返ってくる、因果応報とも言えます。
私がその上司に会う前の会社にいた時に、飲みすぎたり遊びすぎて会社を休み、理由として「体調悪いので」と嘘を付いたことを思い出しました。
つまり、監査での上司の病欠は、私も同じことをしていたことに気づくための出来事、と取れます。上司は私の鏡になっていました。
上司への「逃げるな!」という怒りを浄化した未来
嘘をついたのが悪い、とかの話ではありません。事実がどうだったか、も重要ではありません。
上司にされて嫌だった、怒りが沸いた、ということは、「人間関係をこれからもっとスムーズにしていくために、怒りを浄化、解放しなさい」ということを、「前に自分もしたことがある」ということを思い出させられ、その上司はただ単に私の怒りの感情を見せてくれただけだった、ということになります。
怒りの感情をもっともっと深ぼると、感じている感情は「怒り」だったはずなのに、他の違う感情が出てきます。
怒りになっている根本の感情をエネルギーで浄化、解放していきます。
浄化した後は、その上司の事を嫌い、とは思わなくなり、どうでも良くなるという感覚に変わり、直接の関係性がなくなる事もあります。
こちらが持っていたエネルギーを浄化するので、上司と繋がるエネルギーが切れて、繋がる理由がなくなります。場合によっては上司が異動、浄化して波動が上がったことによりヘッドハンティングされることも可能性として出てきます。同じ上司でも別人のように感じることもあり、上司と順調に円満に仕事を続ける、という選択肢も出てくるのです。
不思議ですね。同一人物でも捉え方、感じ方が変わるという魔法にかかったような現実を体験出来るのですから。