早朝の出雲大社参拝記

やっと出雲大社の神様に呼んでいただけました。
いつか行くことになるとは思っていましたが、なかなかその時は来ないな、と思っていたところ、2025年9月末、やっと訪れる機会をいただけました。
1泊はしたものの、滞在時間15時間、初めての出雲大社を参拝させていただきましたのでご紹介します。

実は、出雲に発つ10日前くらいから、顔の右側の奥、目の奥~耳の奥、頭の奥、という表現になりますが、その辺りが時々「ピキーン!」という激痛が走り、「このサインはなんだろう・・・」と思っていたのです。
その答えは出雲大社参拝後、空港に向かう旅の最後にやってきました。

↓別記事にあります伊勢神宮からの流れが確実にあったな、と思いましたのでこちらの記事もどうぞ。

目次

JALディズニーファンタジースプリングス号

私はディズニーランドは好きかというとそうでもなく・・・という感じで、2回だけ(直近で25年前)行ったことがあります。
今回、羽田ー出雲はディズニーのペイントがされた機体に乗りました。ディズニーファンではないですが、珍しく気分は上がりました!

機体の中もディズニーで溢れていました。

↓降りる時にいただいた記念のカードで、少し話を聞いたCAさんが、「何種類かあるんですが・・・お客様はこちらのイメージです」と言って渡していただきました。
アナ雪だけには大変助けられた思いがあるので、降りる時にまた気分が上がりました(笑)。

空の上からの奇跡のギフト

いつもコンソメスープをいただくのですが、カップもディズニー仕様。
ディズニーには全く詳しくないので、このキャラクターが誰か分からないのですが(笑)、かわいいです。

↓勧められるまま2杯目。
こちらは知ってます、ピーターパンですね。こちらもかわいいですね!

↓空からの富士山です。
夕方17時くらいに羽田を出発する便だったので、綺麗な夕焼けを見ることができました。

乗っている時、このペイントされた機体は国内に何機あるんだろう?と疑問が湧き、降りる時にカードを渡してくれたCAさんに聞いてみました。
すると、なんと国内に1機しかない、ということを教えてくれました。

「え?じゃあこれに乗ったってことは、えっと、そういうこと?」

と興奮して聞くと、CAさんも同じノリで、

「そうなんです!!すごいですよ!」と一緒に喜んでくれました。

この日は羽田ー高知を往復したあとの出雲往復になるそうで、塗装機体はこの1機だけなので、レアですよ~、と言っていました。

伊勢に行った時に乗った、ディズニーがペイントされた新幹線もレアでしたが、今回は飛行機、そこにも同じ絵がペイントされていたことは、そこからの意味を探った方が良いかもしれないな、と思いました(笑)。

痛みと共に早朝の出雲大社参拝

出雲大社から徒歩10分ほどの宿に泊まり、翌朝5時半過ぎに出発し、少し湿度の高さを感じながら出雲大社に着きました。
出雲駅伝の出発地点だ、が浮かびました。こちらの鳥居をくぐるまでは。
そして前日、出発直前も顔の右側が痛む症状は続いていて、家を出る時にも最強の痛みを感じたので、「行くのやめなさい」というメッセージかとも思いましたが、そうではない、と来たので、頭は重く、ぼーっとしている状態での飛行機、1泊、そして参拝になりました。

↓少しブレてる1枚ですが、ここで何枚撮ってもなぜかこうなってしまいました。この下りの参道で何か感じたのはあります。

↓朝の静けさしかない本殿です。
出雲大社では2礼4拍手1礼での参拝になるとのことで、初めての経験でしたが大切にお礼させていただきました。

出雲大社摂社 素鵞社(そがのやしろ)

境内の参拝の順序があるとするなら、多分逆らっていたと思うのですが、本殿をお参りしたあと、足が勝手に向かった場所がありました。

素鵞社、でした。
引っ張られる感覚で勝手に足がここに着いていて、私は神様には詳しくないので、どちらの神様だろう、と思ったら、「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」様でした。
あー、納得、です。
箱根の家から見える神社に素戔嗚尊様を降ろさせていただいた1年前から、たくさんお世話になっていて、直前に部屋からの参拝だけになってしまったことが心残りになっていました。
ここに導かれ、いつもよりも明確にメッセージを伝えてくださいました。そして自然と涙が出ていました。

↓ここの空間に吸い寄せられる感覚を受けました。
この場所の写真は、撮った記憶がないのですが、撮っていたようです。

神楽殿

神楽殿の大しめ縄(おおしめなわ)は、本殿よりも大きいそうです。
本殿にあるのが注連縄(しめなわ)で、神聖な場所と現世を分ける結界だそうです。そして、神楽殿の大しめ縄は、長さ約13メートル・重さ約5トンあるそうです。
圧巻、見事、でした!

出雲大社末社

あまり写真は撮りませんでしたが、その中でも撮っていた社を載せています。
写真を撮る時は足が自然と止まる時で、ちょっと呼ばれているような感覚になるんですよね。なので、だいたい感謝のみお伝えし、その場で降りてくる感覚があれば、少しお話させていただく流れになっています。

ムスビの御神像

本殿に向かう時にも同じ参道を歩きましたが、帰りにこちらの像に気づきました。
ここでかなり長い時間見ていたと思います。
上の説明の意味が理解出来なかったので(笑)、どうして惹かれるのかな、と思い調べてみると・・・

「この像は、大国主大神が“幸魂・奇魂”という霊的な力を受け取り、『結び(ムスビ)』の働きを担われるに至った瞬間を表現しています。縁結びの大神としての側面が、この像の中に込められています。」
「玉の部分は「幸魂・奇魂」の象徴、波は海を越えてくる霊的な力の動きを示しているという解釈ができます。」

と教えてくれました。
なるほど!謎がスッキリしました。「海を越えてくる霊的な力の動き」がとてもしっくり来ました。

因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)

出雲には白兎がたくさんいます。
神話があるので、ご紹介します。

物語のあらすじ

昔むかし、因幡(いなば)という国に「白うさぎ」がいました。
このうさぎは、出雲の国から海を渡って因幡へ行こうと考えましたが、泳ぐことはできません。そこで、海にいたワニ(今でいうサメ)たちをだまして海を渡ろうとします。

「お前たちワニと、私たちウサギと、どっちが数が多いか競争しよう。お前たちは並んでおくれ、私はその上を跳んで数を数えるから!」

ワニたちは面白がって海に並びます。
ウサギはその上をピョンピョンと跳んでいき、最後のワニに着いたときに、つい本当のことを言ってしまいました。

「ふふん、だまして海を渡ってやったのさ!」

怒ったワニは、最後にウサギの皮をはいでしまいます。
ウサギは真っ赤な体になり、潮風と太陽で痛くてたまりません。

痛みに苦しむ白うさぎ

泣きながら岸辺にいたところ、八十神(やそがみ)という神々の一行が通りかかりました。
その中の兄神たちは意地悪で、

「海水で体を洗って風に当たれば治るよ」

とウソを教えます。
ウサギが言われた通りにすると、余計に痛みが増して苦しみました。


そこへ大国主神(おおくにぬしのかみ)が現れる

兄神たちのあとをゆっくり歩いていたのが、大国主神(出雲大社の主祭神)です。
彼は傷ついた白うさぎを見て、優しくこう言いました。

「真水で体を洗って、蒲(がま)の穂(ほわた)を敷いて、その上で休むといい。」

ウサギは言われた通りにすると、たちまち元の白いふわふわの姿に戻りました。


その後の展開

ウサギはお礼に、大国主神にこう言いました。

「あなたこそ、八上比売(やがみひめ)という美しい姫と結ばれるお方です。」

その言葉の通りになり、大国主神は八上比売と結ばれることになります。
このため白うさぎは「縁結びの象徴」としても知られています。

とても愛らしい姿で見送ってくれました。

出雲大社から外の世界

参道を出るところ(入口)の鳥居から外の世界。

↓正面に写っているのがスターバックス。早朝過ぎて開いてませんでした。

↓宿へ戻る途中で雲の中からの朝日を見ることができました。
参拝後にこの力強い光を見ることができたのも、大きな力となりました。

出雲大社参拝後、鳥居の外で気づいたこと

出発前から参拝するまで続いていた、顔の右側の奥の痛みは、鳥居を出た時に無くなっていることに気づきました。
いつの間にか頭の重さもなく、スッキリしていたことにも気付かずに歩いていたのですが、いつから痛みが無くなってたかな?と思い出すと、素戔嗚尊様にご挨拶したとき以降かもしれません。
本殿参拝後、一目散に向かっていたのが素戔嗚尊様。そこで無意識のメッセージもいただけていて、私も魂で何かを誓ったのかもしれない、と思いました。

出雲大社と伊勢神宮の愛の違い

お昼に羽田に戻る飛行機を予約していたので、ホテルからタクシーで空港に向かいました。
タクシーの運転手さんも「感じる」方で、大阪から移住された60歳の男性でした。
やはり伊勢神宮にも何度も参拝され、その後出雲大社を参拝したお話などを聞かせていただきましたが、とても興味深い方で、気づかせられたことがありました。

それは、伊勢神宮と出雲大社の大きな違いについてです。
その方と私は波動的に似ている感覚があり、仰ることにかなり納得でき、その中でも、2社の感覚的に受ける違いについては、腑に落ちることがありました。

「伊勢神宮は女性の神様だから、とても優しいよね。出雲は男性の神様だから、容赦ない感じ」

と仰いました。
その言葉で、「あー、なるほどー!だからか・・・」と全て腑に落ちたんです。

伊勢の天照大御神(あまてらすおおみかみ)は太陽の神であり、母性的で包み込むような「光と調和」のエネルギーを持っています。
出雲の素戔嗚尊(すさのおのみこと)は嵐や変革を司る神で、「浄化と破壊」を通じて真実をあらわにする男性的なエネルギー。

私の場合、大国主命さまよりも素戔嗚尊のエネルギーを強く感じたのではないか、と運転手さんもおっしゃってて、それも納得でした。

なので、運転手さんの言った「伊勢=優しさ」「出雲=容赦ない」はまさに象徴的で、出雲に行くと“痛みや詰まり”が強制的に表面化して浄化される——ということが起こりやすいことを後で知りました。

伊勢は“包み込んで癒す優しさ”、
出雲は“突き抜けて解放する優しさ”。

どちらも愛ですが、初めて感じた出雲の愛に感謝が湧きました。

出発前からの痛みの正体

私の右顔の痛みは、“理性(左脳)と感覚(右脳)”のバランス、“受け取る側(右側=女性性)”のブロックが出雲のエネルギーで一気に溶けたサインと捉えました。

そして、その痛みを超えるために必要な男性性のエネルギーが強まってきたから、耐えられるから、やっと出雲大社に参拝できた気もしています。
私は色んな意味で敏感で、人の感情をそのまま受け取ってしまうこともあり、それは女性性のエネルギーが強かったことを意味します。
少しずつ男性性のエネルギーを出してきているタイミングになったからこそ、さらに男性性の強さを感じるため、また力を借りるための出雲の旅だったのかもしれません。

そして、痛みという点から、今までは白兎の神話の中の白兎だったかもしれない、とも思いました。

素戔嗚尊様は箱根の家の近くにいてくれてますが、私の印象では、いつも腕組みをして目を瞑っています。
印象が変わる日が来たら面白いな、と思いました。

今回は本当に出雲大社のみになりましたが、帰りの飛行機で、12月にまた来るように、のようなメッセージを受け取りましたので、次は2泊で島根県を訪れることにしました。訪れる間隔が近いことに「早すぎる」と思いましたが、また男性性のエネルギーの破壊が私には必要なのだと思っています。

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