無意識の「癖」に隠されたサインは魂からのSOSかも

私たちは日常の中で、無意識に「ある行動」を繰り返していることがあります。
それは他人から見ればちょっと気になる仕草かもしれないし、自分ではもう当たり前になってしまっていて気づけない“癖”かもしれません。
今回は、誰もが持っているかもしれない「癖」について、深掘りして、癖がどうして現れるのかを潜在意識の観点からお話していきます。

目次

心当たりはありませんか?

✔ 返事を何回も繰り返してしまう(「はいはいはいはい…」)
✔ 会話中に相手の話を遮ってしまう
✔ 沈黙が怖くて、会話を埋めようとしてしまう
✔ 気づけばいつも、腕や髪など体のどこかを触っている
✔ 普段の動きや言葉遣いに、落ち着きのなさがある

あくまで一例ですが、これらの行動は、ただの癖・性格だと片付けてしまいがちです。
でも、私がこれまでセッションでたくさんの方と関わってきた中で感じるのは──

こうした“癖”の裏には、ほぼ必ず「マインドブロック」が存在しているということ。
マインドブロックとは、過去に経験した「怖さ」「悲しみ」「怒り」などの感情が未消化のまま残り、
無意識に“自分を守るための行動”として、体や言葉に現れてくる場合があります。

自分の癖にはなかなか気づけない

これは本当に多いケースです。
その癖を続けていることが「普通」「当たり前」になっているため、気づこうにも気づけない。あるいは、誰かにその癖を指摘された経験がトラウマになってしまっていて、「また変だと思われるかも」「だから私はダメなんだ」と、自信を失ってしまっている方もいます。

そんな時こそ、癖は魂からのSOSであり、潜在意識が発している“気づきのサイン”の可能性が高いことを知っていただきたいと思います。

宇宙からのギフトのサインとして「癖」を受け取る

私は普段のセッションや何気ない日常の中で、相手の行動や言葉を通して、宇宙からのサインを受け取ることがあります。そのサインは、ただの仕草ではありません。

「助けて」
「もう我慢できないよ」
「気づいてほしい」

そんな魂の声が、“癖”という行動に姿を変えて現れてくるのです。だからこそ、私はセッション中にあえて尋ねることがあります。

「それ、いつもやってますか?」「なぜ今、それをしたのですか?」

すると、ほとんどの方が「えっ? 私そんなことしてました?」「言ってましたか?」と驚かれます。
それほど無意識なのです。しかし、そこからが始まりです。

「なんで私はこんなことしてたんだろう?」
「もしかして、落ち着かない気持ちがあったのかも」

そうやって少しずつ、自分自身に興味を持ち始め、内側を見つめる準備が整っていきます。

癖が現れる原因は「幼少期」や「過去生」にある場合も

癖が浮かび上がったら、その奥にある感情のルーツをたどっていきます。
多くの場合、それは幼少期の体験や、もっと深いところでは過去生にまでつながっていることがあります。

例えば──

・子どもの頃に「黙ってなさい」と言われ続けて、沈黙が怖くなった。
・怒られるのが嫌で、返事をたくさんして“従順さ”を演じていた。
・幼少期に安心できる居場所がなく、常に身体を触ることで安心感を得ていた。
・過去生で命を守るために「空気を読む」ことが必要だった。

など、その人にとっては“生き抜くため”の手段だったケースもあります。でも今のあなたには、もうその手段は必要ありません。

私は、癒しと浄化のためのエネルギーワークを行います。
その人の魂の記憶にアクセスし、感情を癒し、不要なエネルギーを解放していくのです。

癖が消えるとき、あなたの“本来の姿”が現れる

不思議なことに、癖の奥にあるブロックを外すと、その癖自体が「自然とやらなくなった」という変化が起こります。本人は無理に我慢したわけでもなく、「やめよう」と努力したわけでもないのに、
心の奥で安心を感じたり、モヤモヤしていたことが整ったことで、その行動をする必要がなくなっているのです。

結果的に、

・落ち着いた印象になった
・周りの目が気にならなくなった
・自信が持てるようになった

というように、現実の在り方そのものが変わっていくのです。内側を安心安全な状態に変えると、外側で起きていた現象としての癖を繰り返さなくても良くなっていくのです。

「どうしてやめられないんだろう」と責めているあなたへ

もしかすると、あなたはこれまでにも、自分の癖に気づいていたかもしれません。そして「またやってしまった」「これがあるから私はダメなんだ」と、無意識のうちに自分を責めていたこともあるかもしれません。

でも、それはあなたのせいではありません。あなたが悪いのではなく、ただ、癖の奥にある「未消化の感情」があなたの代わりにSOSを出していただけなのです。
癖は、敵ではありません。それはあなたを守ろうとしていた、純粋なあなた自身なのです。

子どもの“癖”に気づいた親御さんへ─その見方、変えられるかも

もしあなたが今、
「うちの子、こんな癖があるんです」
「やめさせた方がいいのでは?」
と感じている親御さんであれば、少しだけ立ち止まって、この視点を持ってみていただきたいのです。

癖を「直させるべきもの」として見ているとしたら、その“見方”自体が、実は子どもの自由を制限してしまっているかもしれません。

子どもを変える前に、まず「自分の中の感情」を見つめてみる

「この癖をやめさせたい」
「人前でやると恥ずかしい」
「見ていてかわいそう」

このように、子どもの癖に対して何か感情が湧く場合、実はその感情こそが、親御さん自身の心のブロックであることが多いのです。

そして、驚かれるかもしれませんが──

親御さんのその感情(=エネルギー)を癒し、解放しただけで、子どもが自然とその癖をやめたというケースが、実際にあります。

それは、子どもがその癖を通して「お母さん、気づいて」と無意識にサインを送っていたから。
そして親御さんがそのサインを受け取ったことで、子どもがもう“その役割”を果たす必要がなくなったのです。

「変わってほしい」思いは、愛でもあり、“押し付け”でもある

「こんなふうになってもらいたい」
「こうしてくれたらいいのに」
「やめてくれたら安心できるのに」

これらは一見、愛情のようでいて、実は親自身の“期待”であることも多く、それをエネルギーとして無意識に子どもに送り続けることで、子どもは「自分はこのままじゃダメなんだ」と感じ、ますます癖が強くなる…ということも起こり得ます。

これは決して、親御さんが悪いという話ではありません。
むしろ、そこに気づけた瞬間から、親と子のエネルギーの循環が変わっていくのです。

子どもからの愛のメッセージとして捉える

子どもが癖を通して親に何かを伝えているという視点から見たことはありますか?

それは、

「もっと自由にしていいよ」
「ありのままでいいんだよ」
「自分の内側も大切にして」

というような、優しい魂からのメッセージかもしれません。親御さんがご自身の見方・感じ方に気づき、それを手放したとき、不思議なくらいに、子どもの癖が消えていくことがあります。
それは、コントロールではなくエネルギーの「調和」が起きた瞬間なのです。

誰かを変えようとする前に、自分の“感じ方”を変える

癖というのは、ただの習慣ではありません。何かを伝えるためのメッセージと捉えてみませんか?

そしてそのメッセージは、大人にも、子どもにも、時には家族全体にも、大きな気づきと癒しをもたらしてくれます。
自分や誰かの癖に気づいたら、それをただ「なおす」「やめさせる」ではなく、「なぜ、今このタイミングでこの癖が現れているのか?」と問いかけてみてください。きっとそこには、あなたにしか受け取れない、大切なサインが隠れています。

誰かの癖に気づいた時、癖を続けている人に対してどう思いますか?
もしネガティブな印象を持っていたり何か思っていることがあれば、そこにはあなたのマインドブロックが隠れていることになります。
もし嫌な感覚を感じているなら、その嫌な感覚がどこから来ているのかを探ってマインドブロックとして外すと、気になる誰かの癖が気にならなくなるばかりか、癖自体が自然となくなっている、ということが不思議ですが起こる未来がやってくるかもしれません。

最後に

もし今、あなたの中に「そういえば私も…」と思い当たる行動があるなら、それは魂からの優しいサインです。そのサインに耳を傾けることは、自分自身と深く繋がる第一歩。

癖があなたを縛っているのではなく、癖があなたの「本来の自由」に戻るための鍵となるでしょう。そんな視点を持てたとき、あなたの現実は大きく変わりはじめます。

この記事を読んで、
「もしかしたら自分にも心のブロックがあるかもしれない」
「子どもの癖の奥に、何かサインがあるのかも」
と感じた方は、ぜひ一度セッションを体験してみてはいかがでしょうか。

あなた自身の内側からの声に、そっと耳を傾ける時間になるはずです。必要な方に届きますように。

↓セッションの詳細はこちらの記事をお読みください。

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