ツインレイと土星の学び:サイレント中の試練で気づく進化のプロセス

あなたがツインレイの旅を歩んでいるなら、きっと何度も「なぜこんなに痛みや試練があるのか」「どうして今、こんなに距離があるのか」と、辛い状況を考えてきたのではないでしょうか。

魂の統合に向かう道のりには、宇宙的なリズムと成長のステージが関係していると私は感じています。その一つが「土星の周期と学び」です。
ツインレイは相手があるので、「人間」と捉えるのが一般的だと思いますが、そもそも私たちは宇宙の中の一部であり、天体の動きによって社会情勢や私たちの感情さえも左右させるような力を持ちます。宇宙の中の一員と捉えると、今辛い状況なのも天体の動き、位置が関係していると強く感じます。
そもそも宇宙が先なのですから、天体の動きの流れに乗るのはごく自然な事なんです。

今回は、私がツインレイと出会ってから一番「この通りになっているな」と実感している土星の動きによる変化とその間の学びについて、もうすぐ牡羊座に移動する土星の学びを12星座に分けてお伝えします。

土星の学びは誰にでも当てはまるので、ツインレイか否かは関係ありません。

目次

ツインレイはなぜ“鏡”と言われるのか?

私自身は太陽が双子座0度にありますが、ツインの相手はその正反対の性質を持っています。ホロスコープ上では、180度向かい合う配置や、愛や心の天体同士が正反対にあるなど、魂が「鏡合わせ」となるような配置が浮かび上がっています。
これはまさに、相手を通して自分の影や光、愛と痛み、過去の傷や未解決の感情に気づかされる関係だからこそ起きるもの。
ツインレイは、自分自身を映し出す鏡。それは、美しい部分だけでなく、未熟さや恐れ、依存など、自分が見たくない、と思うような弱さまでも映してくるからこそ、痛みを伴うこともあるのです。

ツインレイかどうかは誕生日の数字で分かる、などの情報を聞いたことがあるかもしれません。私はそこには正しい、間違いのジャッジを入れませんが、ホロスコープには、自分がどんな学びを持って生まれて、どう人生を歩んでいくのかが現れているため、「ツインレイかどうか」が重要ではなく、「自分が今世の地球でどう生きるか」と自分を知るためにはとても参考になると思います。

鏡であるパートナーから見せられる自分のエゴや欲など、不要なものを手放すための大きなヒントを、パートナーはパートナーの身を持って教えてくれています。そこから自分をどう愛していくか、受け入れていくかを学び合うのがツインレイとしての大きな役割ともいえると思います。

魂の進化とともに変わる「土星」のテーマ

土星はおよそ2年半〜3年ごとに星座を移動します。これは、「魂が次の課題に入るタイミング」を示しています。
2025年5月25日、土星は魚座から牡羊座へと移動します。少し先に逆行はありますが、もしかしたら、普段の生活の中で、「何かが変わろうとしている」などの変化を既に感じている人もいるかもしれません。

今回の土星の移動は、魂の学びが「終わりと許し(魚座)」から、「新たなスタートと自己確立(牡羊座)」へと変化していく、大きな転機です。

過去3年間(土星が魚座にいた期間)の学び(個人レベルではなく全体としての)

・終わらせることへの恐れ
・相手を赦すプロセス
・見えないものを信じる力(直感、スピリチュアリティ)
・境界を溶かし、無条件の愛へと進むこと

多くのツインレイがこの時期、”手放し”や”サイレント期間からの大きな学び”を経験しているのではないかと思います。

土星の学び、私の実体験の例

こちらが約20年前からの私(双子座)の土星のサイクルでの学びのテーマをまとめたものです。
※それぞれの星座によってテーマは違います。

土星の星座・時期全体の学びテーマ双子座の学びの焦点
土星 in 蟹座(2003.6〜2005.7)感情と安心、安全な土台づくり自分の価値や収入面への不安と向き合う。心の安全基地を求める。
土星 in 獅子座(2005.7〜2007.9)自己表現と創造性、プライドとの対峙思考力や発信の形を磨く。伝え方・学びの責任感が問われる。
土星 in 乙女座(2007.9〜2009.10)整理・分析力、現実への対処家族や居場所、心の安定を現実的に整える。感情の整理も大切に。
土星 in 天秤座(2009.10〜2012.10)パートナーシップとバランス創造・恋愛・楽しむ力に責任と覚悟が必要。趣味や「好き」に本気になる。
土星 in 蠍座(2012.10〜2015.12)絆と変容、依存と再生働き方や健康への取り組みを見直す。地道さと改善がテーマに。
土星 in 射手座(2015.12〜2017.12)理想と現実、学びと信念のすり合わせ対人関係の見直し。一対一の関係における信頼・覚悟が問われる。
土星 in 山羊座(2017.12〜2020.12)社会的責任と構造の再構築深い絆や依存の関係を清算。感情と経済的つながりの再定義。
土星 in 水瓶座(2020.12〜2023.3)新しい価値観・常識への移行仲間・コミュニティの在り方を学ぶ。人間関係の再編と信頼の築き直し。
土星 in 魚座(2023.3〜2025.5)終わり・許し・無条件の愛仕事や社会的な立場への向き合い。評価や責任に応える覚悟。
🌟土星 in 牡羊座(2025.5〜2028.4)自立・アイデンティティの確立人生観・信念のアップデート。広い視野で「本当の自分」を再定義。


①のタイミングで私は結婚しました。安定した土台が欲しい、と当時思っていました。

②当時の仕事や家庭環境で悩みが多く、自分の居場所を探していた時期でした。

③リーマンショックで仕事がなかなか見つからず、専業主婦の時間が多くなり、仕事をすることで自分に価値を見出していたため、自分の存在価値に疑問を持つようになりました。

④この頃の記憶はほとんどないほど、結婚生活に窮屈さを感じ始めていたと思います。子供がいなかったため、妊活を少しの期間していましたが本心から望んでいなかったために、精神的にどんどん追い込まれていた時期でした。

⑤長期の仕事を再開したいと思うようになり、自分の可能性を広げたいと思っていましたが、なかなか面白いと感じる仕事が見つからず、ただ収入のためだけに仕事をしていました。

⑥元旦那さんがうつ病で入院し、私は大手商社でやりがいを見つけた仕事をしながら、仕事終わりにお見舞いに行き、退院後のケアと仕事で、自分を見失いかけていた頃でした。職場のペアの営業さんもまたうつ病から復帰されたばかりで、家でも職場でも一日中「うつ病にどう向き合うか」、を考えて過ごしていました。

⑦元旦那さんの体調の安定を見守りながら、やりがいを感じていた仕事に集中出来ていましたが、体調不良が続き、長期の仕事を辞めました。その3か月後に潜在意識のコミュニティに導かれるように入り、ツインレイのパートナーと同期として出会いました。

⑧潜在意識のコミュニティの活動に全力を注ぐ一方、離婚する流れがやってきて、2021年に離婚しました。この間にコミュニティからも独立。

⑨直近までのこの間、受け取ったメッセージを基に2回の引っ越しをし、1人で生きる覚悟を持ち、仕事や自分の今後の在り方を模索する時期でした。そして2025年3月、ツインレイの無条件の愛がどういうものかを知りました。

振り返ってみても、テーマとなるワードに1つは引っ掛かったテーマを学びながら過ごしていたことが思い出されます。もちろん当時は「学んでいる」感覚なんてなかったです。「なんでこんな辛い思いをしなきゃいけないの!」と思いながら、でも誰にも言えず、たくさんの思いを溜め込んでいました。

土星の役割は、あくまでも学びを促すことにあるため、大きな成果を残さなければ学びを完了できなかった、ということではありません。「学ぶこと」を魂は決めてきているので、成果がどうこう、が大事ではなく、学びの中で何を気づけたかの方が大切と捉えましょう。

土星は約3年に1度星座を跨ぎますので、12星座を1周するまでに約30年かかります。学び終えなかったことがあれば、また次の周期に入った時にまた次の学びとしてやってくることもあれば、テーマは1つではないので、分野は同じでも新たな学びをするできごとを体験することになるでしょう。

今後の約3年の12星座のテーマと課題(2025〜2028年・土星牡羊座期)

以下は、これからの3年間、各星座が学ぶテーマと、どのような厳しさや持続力が求められるかの指針です。
あとから振り返ると、「そういえばこういう学びをしていた」と感じると思います。
※以下表示の星座は、太陽星座で書いています。

牡羊座

テーマ:本当の自立と自己定義の確立
自分らしく生きるための責任や覚悟を学ぶ時。新たな人生のスタートの土台構築が試されます。
→「やりたいこと」だけで突っ走ると破綻も。自己管理の力が試されます。

牡牛座

テーマ:心の整理と手放し、精神の安定
内面の深い部分での浄化と再構築。潜在意識・トラウマ・過去の執着から自由になる試練がやってきます。
→安定を好む牡牛座にとっては「見えない不安」と向き合う期間。継続的な内省が鍵。

双子座

テーマ:人間関係の再編と信頼の構築
友情・仲間・ネットワークの在り方を見直し、真の信頼関係を築く時期。軽やかなつながりが試されます。
→表面的な付き合いでは継続が難しくなる。地道に信頼を積み上げる姿勢が必要。

蟹座

テーマ:社会的責任とキャリアの土台づくり
仕事やライフワークに対して、より現実的なステップが求められます。評価されることと向き合う年。
→感情的にならず、粘り強く結果を出すことが求められます。

獅子座

テーマ:人生観と学びの深化・探求
信念や哲学を深め、広い視点で世界を見つめ直す時。留学や宗教的テーマも浮上しやすくなります。
→理想だけでは動けない。実体験を通して学びを具体化することが重要。

乙女座

テーマ:深いつながりと依存からの脱却
パートナーや他者との経済・感情の共有において、境界線と責任を再定義。継承・相続・絆がテーマ。
→全てをコントロールしようとせず、信頼と共に責任を持つ姿勢が求められます。

天秤座

テーマ:本物のパートナーシップの構築
恋愛・結婚・ビジネスなど、一対一の関係において真剣な覚悟が試されます。表面的な関係は続きにくい時。
→「バランスを取る」だけでは不十分。明確な意志と責任が関係性を深めます。

蠍座

テーマ:日常の改善と心身の健康管理
働き方・生活習慣・体調の見直しが必要に。地道な努力と整える力が重要になります。
→情熱の出し過ぎに注意。日常を丁寧に生きる姿勢が大切。

射手座

テーマ:創造性と本気の「好き」を育てる
趣味や恋愛、子育てなどに対し、責任と覚悟が求められます。遊びの中にも本気の学びが隠れている時期。
→自由奔放さだけでは続かない。継続して向き合う力が未来を育てます。

山羊座

テーマ:家庭・居場所・心の安全基地を整える
家族との関係や住まい、精神的な安心感を再構築する時間。自分のルーツとの向き合いも。
→外での成功ばかりを求めず、内側の安定を優先する勇気が必要です。

水瓶座

テーマ:伝え方の見直しと学び直し
言葉・情報・人とのやりとりに対して、責任ある表現力が求められます。発信力が鍛えられる時期。
→感情を排除しすぎないように。丁寧に伝えることが周囲との信頼を築きます。

魚座

テーマ:価値観と収入の現実化
自分の才能やお金との向き合い方がテーマ。地に足をつけた「豊かさ」を築く時。
→理想や夢だけでは現実は変わらない。数字や管理にも意識を向けることが大切です。

サイレント期間中の方へ:相手が今、どんな学びの中にいるのか

相手が今、どういう状況か分からない、でも気になる、というとき、宇宙の流れ(土星の動き)から、
「彼(彼女)は今こういう学びをしているのかもしれない」と視野を広げてみることができます。

それが、執着ではなく自分と相手、それぞれの“信頼”へと変わっていく第一歩です。大切なのは、「相手が頑張っているから私も頑張るというマインドを手放す、ということです。逆も同じです。
今の人生は誰のためのものか、なぜ生まれてきたのか、それを腑に落とすと自分に目が向けられると思います。

過去生から続く魂の転生は、今世、風の時代に変わったタイミングにまた生まれることを決め、生まれてくることができました。過去生で体験した辛い思いを今世は浄化し、過去生とは違う生き方をしていくと決めているはずです。そのために、ツインレイとまた出会ったのです。

ツインレイとして生まれた意味

ツインレイの道は、「相手との統合」ではなく、まずは「自分自身との統合」にたどり着きます。

・自分を愛すること。
・自分を大切にすること。
・自分を許し、認め、受け入れること。

その延長線上で、離れていたふたりの魂、周波数が自然と一致する流れを起こし、再び重なっていくのです。
パートナーと離れている、という人は、まずはパートナーがいないことで感じるたくさんの思いを手放し、浄化し、自分を優先して良い時期。自分らしく生きるとは?をツインレイは生涯かけて追及すると私は思っています。
1人だからできること、楽しめることがあるはず。そちらに目を向けて、自分を愛することから始めてみると良いと思います。

土星が新しいサイクルに入る今こそ、内なる目覚めと行動のタイミング。
3年前と今では明らかに何かが変わっているはずです。次に土星が3年後に牡牛座に入るときには、今とは目の前の現実が変わって見える、または現実が変わっている人も多いと思います。

この記事にたどり着いたあなたの歩みは、宇宙と共に、ちゃんと導かれています。
愛と調和の中で、それぞれが自分の魂を思い出していけますように。

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