もう周りのせい、誰かのせいにできない

普段は考える時間が少ない私の頭の中で感じることや、ふと浮かんだ疑問、心に留まった思いを綴るつぶやき。高次と繋がっていない時、私が考えることはどんなことなのか、少しだけご紹介します。
思ったこと、考えたことをそのままの言葉で表現しています。

今回は半分くらい高次と繋がっています。

目次

誰かのせいにしながら生きられたらどれほど楽だろう・・・

少し前まではこう思っていたな、と、朝起きてすぐに思い出された。
誰かのせいにして生きていた頃は、それはそれで楽だったな、楽しいと感じていたな。
「自分は悪くない」、とそこから自分を認められていたから。

善悪は誰の中にもあるもので、無意識に判断してしまっている。
過去の受講生やクライアントさんの中には、初回のセッションの時に
「これって悪いことですか?」
「この考えは正しいですか?」
と、自分が、または自分の思いが正しいか間違っていたかを確認したい、という人がいらっしゃった。

正しいか間違いかを気にするということは、
「周りの正しさが自分の正しさ」、「自分も同じ判断をしておけば安心」と
いつからかマインドコントロールされているようなイメージ。

良いか悪いかがその人の判断基準になったのはいつなのか。
だいたいは幼少期の親からの教育、厳しいしつけを受けた頃に根付いたものが多い。
ではなぜ親からそういう教育やしつけを受けたのか?
「親もまたその親から同じように厳しくしつけられたから。」
というと、「自分は悪くない」と思える。

しかし、なぜ親は厳しかったと思うか?と聞くと、
「自分が悪いことをしたから」と言う人も多かった。
「あなたは何も悪くない」というところから始まるが、
親からの言葉、行動から受けている心の傷はそう簡単にはがれず、
なん十歳になっても脳や潜在意識にインナーチャイルドやトラウマとしてしっかり残っている。

ではなぜその親の元に自分が生まれたのか。
説明できないだろう。

遺伝だから、で片づけたら楽。遺伝のせいにできるから。
でもそれだと解決にはならないし、ずっとその流れの中で

何かのせい、誰かのせい、なんなら「自分のせい」

で生きることが続く。
それでも良いと思う人はそれで良い。
私もそれで生きていきたい、というか、それが「正しい」と思っていた。

でも宇宙はそれで終わりにさせなかった。

誰かのせい、周りの環境のせい・・・若い頃はそうしていたし、それで済んでいた。
でもそれを一生続ける選択をさせてもらえなくなったのが2019年。
潜在意識を知ることになり、過去生はやっぱりある、と確信したときに、
今まで持っていた「あの人が悪い」「これは正しい」などの概念を
手放さなくてはならなくなった。

地の時代に生きてきた私は、周囲を見回して、
周りがやっているから合っている、
親に怒られないからきっと合ってる、

など、〇〇と同じだから大丈夫、のような、
自分の本当の思い優先ではなく、周りを見渡して、周りの何かを優先して、
周りが求める「正しさ」、周りが言う「正しさ」が
「自分の正しさ」と思い込まされていることにも気付くことになった。

思い返すと、小さい頃から敏感に親や家計の状態を感じ、
姉たちのご機嫌を損ねない様に隠れるようにコソコソ生きていた。

でも、こういった環境に生まれたのは、自分が選択している。
人によっては何億年も前から転生を繰り返し、地球で色んな形となって色んな体験をしている。
また生まれ変わるときにはどういう体験をするのだろう、とワクワクして地球に降りたこともあっただろう。
たとえその時の人生が辛い思いや地獄のような環境であったとしても、
繰り返す魂の転生の中では必要だったから。

地球では、魂の磨き合いが常に行われている。
それが対人間であったり、対自然であったり、自分が目を向けるところに学びはいくらでもある。

なぜ私たちは生きているのか?
魂がどんな形であれ、自分の魂を最大に光り輝かせる事が出来るまで、
地球で遊び、感じて、学ぶこと。
それは宇宙が与えてくれたご褒美。
そんな風に思う。

誰のためでもなく、自分のために生きる。それが結果的には周りのためにもなっている。
周りのために何かをしなければならない、ということをまずは考えなくて良い。

まずは自分を満たすこと。それが周りのためになっていた、と後から気づくことだから。
周りのために・・・と強く思う人の中には、それをしないと自分が満たされない、と
思い込んでいる人もいた。
自分が満たされていない状況を、周りを幸せにすることで感じる充足感でごまかしている、
そんな状況かと思う。

まずは自分を満たす事。
満たされない思いとは、潜在意識にたくさんの満たされない原因となっている辛い記憶や
過去生からのカルマによって感じる感情が引き出す不安だったりネガティブな思考だったり。

周りに気を取られている人、周りの誰かを優先している人は、潜在意識では本当は苦しいと感じているはず。
初めに書いたように、自分を正当化するために、周りの求める自分、に収まっていると、
どんどん自分の魂が、表に分かるように声を上げてくる。

怒りの感情が爆発する人もいる、鬱のような、内向きになってしまう人もいる。
そういった形で内側からの声に気づいていく。

今自分がイライラしているのはあの人が〇〇だから、などと思い続けられたらどんなに楽だっただろう。
でも時代の変化と共に、そうはさせてくれなかったのも宇宙の采配。

「狭い器を広げなさい」、という意味で、
自分を守るためにコツコツと長年築き上げた鉄の要塞を外側からガラガラと叩き壊す存在が現れ、
その後は自分で要塞の基礎までも崩していくことになった。

それも宇宙が与えてくれたギフト。
今世の残りあとどのくらいあるのか、器を広げる旅は今世が終わるまで続くだろう…

今、満たされていないと感じる人は、周りに目が向いていて、そこに何かの恐怖を感じている人が多いと思う。
もっと自分を大事にするために、自分を優先していい、と許可を出すことから。

何のために生まれてきたのか?誰かの何かで生きるためなのか、誰かに気に入られるためなのか。
きっと違うはず。

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