守源寺 in 畑宿

2024年6月21日、この日は今年の夏至でした。箱根は朝から土砂降りの雨。こんな日はさすがに外に出るのはちょっと・・・と思ってみたいものですが、朝から「外に出ろ」とお達しが(笑)
こんな土砂降りに一体どこに??と地図を見ると「守源寺」が目に入り、そこを目指して歩きます。遠い、というのだけ感覚として掴んであとは歩き始めてから、というマインドなので、傘を差して外に出ました。

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箱根旧街道を2時間半

夏至にこの雨は浄化の雨でしかないな~と思いながら旧街道732号を畑宿方面に歩き始め、坂道ばかりをなんと2時間以上歩きました。google経路検索では1時間40分と出ていましたが、そんなわけはなく。
車移動かバス移動がほとんどで、ヤバイ人がいる、くらい思われてたと思います。しかし歩くしかなく・・・もう意識が飛ぶほどしんどい道のりでした(笑)しんどい思いをしてこそ、私が箱根に移住した意味があるようなので、歩く事に対してのマインドブロックなどはありません。しかし今回も、辛さのMAXを更新するほどの距離と坂が延々と続き、しかもコンクリートの坂道が苦手な中、自分を褒めながら歩きました。誰も褒めてくれないので(笑)
辛い辛い坂道を歩き続けると、何も考えられなくなり、頭が空っぽになります。無の状態ですね。ゾーンに入ったような感覚だったかもしれません。
「いつか着く」、とたまに思いながら足を動かしていると、目的地に着きました。
バス停は「畑宿」、そのすぐそばに守源寺はありました。

守源寺本堂

土砂降りだったので景色は見えませんが、お寺は優しく迎えてくれました。この日は住職様はいらっしゃらず、外からだけのお参りになりました。

大黒天様

大黒天様がいらっしゃるのはここに到着するまでは知らなかったので、ありがたくお参りさせて頂きました。

こんな日はまず誰もお参りには来ないだろう、というほどの雨でしたので、少しベンチで休ませて頂いたところからの写真です。やっと雨の様子が移りました。

守源寺近くの石碑と案内

はっきりした意味は理解していないのですが、感覚で捉えると、とても勇気がもらえました。この文字からのエネルギーは力強く、私がここまで歩いてきたことの意味をまた深く刻み込めたような感覚を受けました。

↓疲労困憊過ぎて何が書いてあるのかちょっと読めず。いつものことですが(笑)

家から2時間半ノンストップで歩き通した先で静かに迎えて下さった守源寺は、心を穏やかに保たせてくれたお寺さんでした。お参りに来る人達に優しい印象を与えてくれるようなお寺さんです。

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