嫌いな人と円満に離れられる方法~目上の人に媚びているように見える 編~

会社やビジネスパートナーや近くにいる誰かが、目上の人や特定の人に対して媚びているような光景を見かけることはありませんか?
今回は、「媚びている」と思う人が近くにいる時に無意識領域で感じていること、「媚びている」と思わなくなったら現実がどう見えるか、をお話していきます。

会社やビジネスパートナーや近くにいる誰かが、目上の人や特定の人に対して媚びているような光景を見かけることはありませんか?
今回は、「媚びている」と思う人が近くにいる時に無意識領域で感じていること、「媚びている」と思わなくなったら現実がどう見えるか、をお話していきます。

目次

あの人「かわいがられている」と感じる理由

上司でも同僚でも女性でも誰でも良いのですが、周りにいる人の誰かが、目上の立場の人に可愛がられている、気に入られている、いわゆる「媚びを売っている」、と思うことはありませんか?
もちろん全員に当てはまるわけではないのですが、同僚が、目上の人に可愛がられているのを見たり聞いたりした時、あなたはどう思うでしょう?

かわいがられて羨ましい、と思う理由

上司に媚びを売ってるようにしか見えない

気に入られたいのか?
嫌なヤツだ・・・


など、一例ですがこのように思うことがあるかもしれません。

上記の後に「羨ましい」、と思った場合、あなたの中にはどういう感情が生まれているでしょう?
羨ましいと思って、「自分も可愛がられたい」と感じた時には、可愛がられている同僚に対しての「嫉妬」や「妬み」が出ているのが分かります。
そして、その嫉妬や妬みをどうして感じるかというと、もっと深いところには、「自分にも目を向けて欲しい」という思いから、目を向けられていないことに「寂しさ」を感じている場合があります。
ただ、普段はもちろんここまでは感じていません。
寂しさを感じる事を、無意識に拒否しているので、意識出来るのは、せいぜい「羨ましい」で止まっている、ということになります。

寂しさの原因が兄弟や親との関係性の場合

寂しさを例にしてお話していきますが、寂しさを感じるのはなぜか、というと、人によってそれぞれ原因は違うのですが、幼少期に体験した兄弟関係や学校生活、クラブ活動などで、親や先生、コーチがある1人を可愛がったり褒めたりしているのを見て、小さい頃のあなたが「自分の事も見て欲しいな」と思ったことがある、というケースがあります。

初めは記憶にない人がほとんどですが、ヒアリングしながらいくつか質問していくと、子供の頃に、今誰かに対して羨ましい、と思っている思いと似た体験をしていたことを思い出す人がたくさんいます。
例えば弟や妹がいた場合、親が弟や妹ばかり可愛がっていた、という記憶は、辛い記憶になって無意識領域に根付いていることがあります。
普段は忘れていますが、「自分はかわいがってもらえていない」と無意識に思っていて、弟や妹に対しては「羨ましい、可愛がってもらって良いな」という思い、親に対しては「自分を見て欲しい」という寂しさを意識の深いところで感じていたことを記憶から消さないと、特に幼少期は生きるのがとても辛いことなのです。

上司に媚びている、嫌な奴だ、と思う理由

上に書いた兄弟、親との例で書いていきます。
もうお分かりの人もいるかもしれませんが、媚びを売っている、というのは幼少期で例えるなら弟や妹に置き換えられます。
弟や妹が自分を見てもらうために、親に自分をアピールしている、という風に変換されてあなたの無意識領域にインプットされていることになります。
嫌な奴だ、と思うなら、弟や妹に対して、憎しみに近い気持ちを持っている場合が実は多いです。同時に、自分を可愛がってくれなかった親に対しての怒りや憎しみを感じている場合も多いです。
感情を探ると、怒りや寂しさだけではなく、普段表には出ていない、まさか、と思うような「憎い」という感情が自分の中にある、ということに気づかれ、みなさん驚かれます。
身内を憎いと思う自分を責める人もいます。

大人になっても、幼少期の体験が無意識領域でフラッシュバックして、表面で感じる感情としては「羨ましい」などの感情として現れているのです。

解放する感情を見せてくれた人たち

感情は無数にあり、それを言葉にすると少ないと感じているのですが、憎しみや悲しさだけでも、たくさんあります。
そして、憎しみを感じることも、地球に生きていると必要な体験として生まれてきています。
「そんなこと思う自分ってひどいですね」と言う人がいるのですが、そんなことはなく、色々な感情を感じているだけなので、良いも悪いもないのです。
憎い、という感情は、ポジティブかネガティブか、と聞くと、ネガティブな感情と一般的に捉えられていますが、嬉しいとか楽しい、とかと同じ「ただの感情」なだけです。
目上の人は、幼少期で言えば親や先生、コーチの投影、と考えると、自分が可愛がられていないのは、自分の中に、上に書いた「寂しさ」「憎い」のような感情があり、それを浄化するタイミング、と教えてくれるために現れた人です。
同僚は、幼少期の頃の弟や妹が投影され、あなたの感情を双方から見せてくれた人たち、ということになります。

媚びている、と思わなくなった未来

媚びている、可愛がられているな、とあなたが感じる人が近くにいることで、まさかこんなことが無意識領域に眠っているとは思わないかもしれませんが、幼少期の生活や、もっと元をたどると、過去生に根本が眠っていたりもします。
可愛がられている人を見て、「辛い」と感じていなくても、幼少期の兄弟や親との関係で、「自分は可愛がられていなかった」に繋がるエネルギーを今も持ち続けている、ということを知って頂きたいと思います。
目上の人に媚びを売っているように見えなくなったら、同僚に対しても、「なんか嫌なやつだ」のような思いも無くなるので、フラットに仕事に集中できたり、目上の人と関係性が深くなったりという変化が現れることも考えられます。

あなたの中の寂しさや、誰かを憎い、という感情を今も持ち続けていて、同僚や家族とうまくいってないな・・・と感じる人は、感情を解放するヒントをこのブログから知って下さい。
人間関係だけではなく、人生まで変わっていきますよ。

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