嫌いな人と円満に離れられる方法~誰かのことだけひいきしてる  編~

コミュニティや組織に同期がいた時、上の立場の人が、誰かのことをひいきして可愛がってる、と思ったことはありませんか?
このシリーズでは、人間関係で感じる嫌な人、うまくいかない人間関係を円滑にするためには「感情を浄化すること」をお話しているので、同じようなことを書いてる、と思う人もいると思います。
それも分かりますが、私たちは繊細なので、人それぞれ感じ方、価値観が違うので、似たような気持ちや感情であっても、「誰から感じるか」で違ったりするのです。

今回は、下記記事でお伝えした「自分に対してだけ冷たい対応をされるのか」、を感じた時に同時に感じていた、「あの人のことをひいきしてる」、と思っていたことから無意識領域にはどういう感情があったのか、をお話していきます。

目次

同期から感じた劣等感

私があるコミュニティに入った時、1人の同期がいました。
そこは年齢性別関係なかったので、私より20歳年下の男性とたった2人の同期でした。
色んなことを学ぶコミュニティでしたが、教えられたことを理解するまでに私は時間がかかるし、質問したくても質問するのが怖かったため、吸収が遅かったのです。
かたや同期の20歳年下の男性は頭の回転が恐ろしく早く、「1教えたら10吸収する」と講師から言われていました。
私は吸収できない、片方は吸収する量がハンパない、私はコミュニティに入って早々「ここに入ったの失敗したな・・・」と思いました。

同期との差別化

そのコミュニティでは、同期だけでなく期の違う、先に入っていた人たちも一緒に講義を受けていたので、講師が同期の男性の質問を褒める度に、周りの人達が「私のことを出来ない人と思ってるに違いない」などと感じるようになっていました。
私が質問すれば「質問の意味が分からない」と言われ、同期の男性の質問には「良い質問ですね~」と言う。
私はどんどん委縮していき、講師の話す内容も全く頭に入らなくなりました。
ひどい被害妄想だった、と今では分かるのですが、当時は、たった2人の同期の出来がこんなに正反対なことを恨み、本当に辞めようと思っていました。

同期に救われた

同期の男性に、「辞めたい」と相談したことがありました。

美安

もう辞めたいんだよね

仲間

どうしてですか?

美安

講師が私には冷たくて、あなたには優しいよね、
もう嫌なんだけど

仲間

え、美安さんに冷たいですか?

美安

あなたのことをひいきしてると思わない?

仲間

そうですかね?

このようなやり取りがありました。
同期の男性からすると、気にしたことないし、冷たいとか自分に優しいとも思ったことがない、と言っていました。
なんで分かってくれないのかな、とその時また絶望に近い気持ちになりましたが、話がまとまらないので悶々として講義を受ける日々でした。

年齢差から感じる劣等感

同期は、ひいきしてるとは思わない、気のせい、私の中にひいきしてると思う理由がある、と言ってきました。
年下の男性からそう言われ、更に私の中の年齢差による劣等感があることに気づきました。ちなみに講師もだいぶ年下の男性だったのです。
ひいきしている、と思っていた時は、「若い人の方が好きなんだ」とか「吸収が遅い人は見捨てられるんだ」など、ネガティブな思いをずっと感じていたので、毎日辛かったのを覚えています。

劣等感が自信のなさに直結している

私が、「同期のことばかりひいきしている」、と感じた奥には、劣等感がたくさんありました。
自分の年齢に対しての劣等感、これは無意識領域を知ってからものすごい数の年齢差の劣等感を外すことになったのですが、「年齢を重ねると価値がなくなる」と思っていたのです。
だから、誕生日が来るたびに、なんとなく自分の価値がまたなくなっていく、という漠然とした自信のなさを感じることに繋がっていました。

年齢差への強い思い込み

同期や講師がこれだけ年齢差がある男性だったことで、講師は「若い人しか必要としていない」とか、「年取ると価値がなくなるんだな」と思ってるんだな、という私の勝手な思い込みがあったことに気づかされました。
講師や同期は私のことは、年齢の事はなにひとつ思うことはなく、ただの「美安さん」としてしか見ていなかったことも今は分かります。
講師の「1言うと10吸収しますね」という言葉が私の「どうせ私は出来ないよ」などの劣等感、年齢に対する自分の価値のなさを感じていることに気づかされたわけです。

誰かを「すごい!」と思うのは劣等感の現れ

誰かを「すごい」と感じている人がいる場合、その誰かと自分を比較して、「自分なんて・・・」と無意識に感じていることがあります。
私は20歳年下の同期の男性を、「すごいね」と良く言っていました。「あの人すごい!」と羨ましい気持ちもあるし、同時に「自分はどうせできなし、ダメなんだ」のような劣等感を勝手に無意識領域では感じていました。
これを浄化しない限り、「すごいな」と思う人は現れ続ける、という無意識領域の仕組みがあるのです。
今回のことでは、年齢や周りと比較して「自分はできない」というような劣等感や悔しさが強かったことから、「ひいきしている」と見えていただけ、という出来事でした。

誰かをひいきしている、と思わなくなった未来

今では講師とも同期とも円は切れていますが、年齢への劣等感、「自分は出来ない」などは、感情の浄化と共に感じなくなっています。
男性も女性も、年を重ねることへの劣等感や恐怖を感じる人はいると思います。
私は、「死の恐怖」もありました。それは別の記事に書いていこうと思います。
年齢や自分の能力を卑下したりすることがなくなれば、周りを気にせず必要な人間関係を築くことが出来ます。
誰かと比べていることから気づく感情を浄化すると、「誰か」を気にすることなく「自分がどうしたいのか」と自分主導で自由に生きていけるようになるのです。

人目を気にしているという人はとても多いと思います。
誰からの評価を気にするのではなく、自分がどうしたいか、を選択できる人生
を手に入れたいと思いませんか?
無意識領域をまずはお掃除するイメージで、もう浄化して良い感情を浄化する方法を知って人生変えませんか?

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