嫌いな人と円満に離れられる方法~自分に対してだけ冷たい対応をされる 編~

仕事や配偶者、お付き合いしているパートナーなどの身近にいる人で、自分に対してだけなぜか対応が冷たいな、と思う人はいますか?
他の人への対応と自分への対応が違う、と感じてもや~っとしながら関係が続いていることがあるかもしれません。
自分は嫌いじゃないのに、この人は自分のこと嫌いなのかな・・・と思うかもしれませんね。嫌いというか、苦手という部類に入ると思うので、今回はなぜこういう現象が起きているのかを、筆者に実際に起こった出来事を例にお話しようと思います。

目次

質問してみたら、冷たい言葉が返ってきた

ここではコミュニティや組織を例にしてお話していきます。
趣味でも講座でも会社でも良いのですが、友人や上の立場の人に置き換えてお読みください。
複数の人がいるシーンで、自分が分からない事を講師や先生、上司に質問したとします。

美安

○○がうまくできないのですが、どうしたら良いですか?

は?
質問の意味が分からない


これは実際筆者に起こったことでした。
当時の私は、誰に対しても、分からない事を質問するのが怖かったので、この時にみんなの前で分からない事を聞くことは、ものすごく怖いと思っていたのを覚えています。
そして、「は?」という言葉とそこに乗っている冷たいエネルギーを感じ、余計に委縮したことを覚えています。

なぜ質問するのが怖かったのか

私は子供の頃から質問することが少なく、人に聞かずに自分で考えて答えを見つけて自己完結するタイプでした。
なぜ質問できなかったか、そこにはいくつか要因があります。

・変なことを聞いてる、と周りに思われるのが嫌だ
・聞きたいことをうまく説明できないかもしれない
・そもそも、分からないことは恥ずかしい

これらが私の中にあったな、と今では分かります。
これらによって、分からない事は質問せずに自分で考え、仕事でもノートにたくさんメモしていたものを見返して、自分で答えを探して時間をかけて進める、というかなり非効率なことをずっと続けていました。
結局分からなくて途方に暮れ、聞きたいけど怖い、のループに数年前まではまっていました。

「自分にだけ冷たい」と思う原因

質問の答えが冷たい、と思った時は、「この人は私のこと嫌いなんだ」と思ったのと、その人に対して、恥ずかしい思いをさせたことに対して、ものすごい怒りから、「私も嫌いだし!」のように思うことで発散するしかありませんでした。

ここから無意識領域について書いていきます。
その人から「質問の意味が分からない」と言われたのを、私は「冷たい」と思ったわけですが、その人からすると、ただ「質問の意味が分からない」と思ったからそう言っただけ、になります。
私が欲しい答えを無意識のところで私が待っていて、それと違う答え方を相手がしてきたので「冷たい」「言葉が足りない」「もっとちゃんと教えて」「1回で理解して」などが無意識領域では感じています。
相手からすると、「ただ意味が分からないから言っただけ」になるのですが、私の中では、欲しい答えがあったのに、それと違うことが返ってきたことで「なんだこいつ!」のような怒りが爆発したんですね。

冷たい、と思った時に感じている感情

私の中で無意識に感じていた、「冷たい」「言葉が足りない」「もっとちゃんと教えて」「1回で理解して」ということから感じている感情があります。これも無意識領域で感じているので、分解していくのは少し大変なのですが。

冷たい⇒怖い
・言葉が足りない⇒優越感
・ちゃんと教えて⇒怒り、優越感
・1回で理解して⇒悔しさ、優越感


などを感じているのです。
感情が現実を引き寄せるので、相手が言ってきた言葉から感じているとしても、これらの感情を持ちながら質問すると、「冷たい」と思った答えが返ってくる、という結果になったのです。

優越感という皆さんが持っている感情に気づくのは実は難しく、これがあることによって、誰かを見下すような思いが生まれたり、逆も起こる訳です。
優越感がこの時出てきたのは、質問した人の立場は上ですが、年齢がかなり若い人だったから、というのも実はあったのですね。

質問出来ない時に感じている感情

そもそも、質問するのが怖い、と感じていたところから始まっていることになります。
質問したいのに質問できなかった、その理由にも感情がくっついていて、

変なことを聞いてる、と周りに思われるのが嫌だ⇒恥ずかしい
・聞きたいことをうまく説明できないかもしれない⇒悔しい、恥ずかしい
・そもそも、分からないことは恥ずかしい⇒恥ずかしい、怒り

あくまでも私の場合の例になりますので、みなさん抱えている悩みを見ていくと、似ている現象でも、感じている感情は違ってきます。

あれだけ嫌いだった感情を浄化した未来

これらの感情を浄化したのは、無意識領域を知ってからです。
その人とはもう関係は切れていますが、思い出されるトラウマのようになったシーンの1つだったので、もう過去のことにはなっていますが、これらの感情を浄化しました。
浄化した後は、その人のことは、あれだけ「嫌い!」と思っていたのに、「あの人がいたから今は質問出来るようになっている」と感謝に変わっています。
ほんとかよ?と思うかもしれませんが、「嫌い」と思っている人が嫌いではなくなる方法として、無意識領域で感じている「嫌い」と思う理由の感情を見つけて浄化すると、同じ人なのに感じ方が変わるのです。

これは私だけが出来るのかというと、誰でも出来るようになります。
嫌な人が周りにいる、と思うと、「ずっと我慢している」状態です。
我慢が続くと、体に不調が出てきて病院に行き、病院では「原因不明」と言われ必要のない薬を飲み続ける、そんな生活になります。
薬を飲むまでストレスを感じる前に、無意識領域に溜まっている感情を癒せば、嫌いな人もいなくなり、体の不調も良くなっていきます。
もっと無意識領域を知って、人生を楽しみませんか?

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