Part①では、会社経営されているEさんが年商が前年比30％に落ち込み、ビジネスパートナーとも短期間で関係が切れることが繰り返された経緯をお伝えしました。
Part②では、ビジネス成功、年商1億を目指していても程遠い現実がなぜ起こっているのかを解説していきます。
普通ってなんですか？
Eさんは、自分の思いを言う時に、「普通は」とよく言っていました。
Eさんの困っている現状を解決するために早速ヒアリングしていきましょう。
美安普通はレスポンスは当日にする、
「普通」というのはどういうことですか？
ご相談者様普通は当日返しませんか？
美安普通ってなんですか？
ご相談者様普通って、当たり前、ってことですよね
美安Eさんの当たり前って何ですか？
ご相談者様それが常識ってことですよ
美安常識って誰が決めたのですか？
ご相談者様世間一般というか、みんなじゃないですか？
美安世の中の全員が同じことを思っていると思いますか？
ご相談者様・・・それは違うと思いますが・・・
美安普通とか当たり前というのは誰が作りましたか？
ご相談者様誰・・自分、ですかね・・・？
自分の正解はどこから来ているのか？
とても重要なことを書きます。
上のやり取りにあるように、自分が何気なく使っていた「普通は」「当たり前」「常識」は誰が決めたのか、と聞かれると、世間一般や大衆が、となりますね。
では世間一般や大衆の言う事が全てなのでしょうか？
そうではないですね？
みなさんそれぞれが正解を求めています。
何が正しいのかを考えて自分の中から探し出した結果、「これが正しい」と決めた自分のルールが実は「世間一般や大衆」から生み出された集合無意識から出来上がっていることがあります。
幼い頃の教育や、自分がすごい！と思った人の言葉が無意識領域に根付いて、無意識に「あの時のあの人の言葉」を拾って「大多数や、ある人の正解が自分の正解になっていた」ことがほとんど、ということに気づくことがとても大事です。
正解は自分の中にある
自分が正しいと思っていることとは逆のことを周りがしてくる時、今回であればビジネスパートナーが経費精算を毎月やらないことやレスポンスが当日ではないことなどは、Eさんの中では「間違っていること」になります。
自分が正しいと無意識に決めているルールを破られるのは誰もが面白くないですね。
しかし、なぜこういう面白くないと思うことが起こるかというと、今回のEさんのように、「自分の常識」「自分のルールが正しい」というマインド、いわゆる概念を取り払うことを促されているからです。
そして、正解は周りにあるのではなく、「自分の中にある」ことに気づくためのサインとして、ビジネス失敗、パートナーとの別れが続いて起こっていました。
世間一般の「常識」が、うまくいかない現実を見せている
自分だけの正しいルールに縛られていた事に気づけないうちは、物事がうまく進まず、イライラして、なんでだよ！という気持ちになるのではないでしょうか。
「こうなるべき」「こうなることが当たり前」と思っていることとは逆のことが起こっているからですね。
何が正解かを知りたい、とEさんも言っていたのですが、お答えするなら「答えは自分の中にあり、自分から出てくるもの」と言っています。
イライラの原因が「うまくいってないから」であれば、無意識領域にある概念として「こうなっているべき」という世間一般に合わせた常識が通用していないからです。
このうまくいかないことへのイライラをなくしていくことが今回のEさんの課題でした。
うまくいかない現実は無意識領域の投影
周りの誰かの意見や世間一般の言葉に振り回されていることに気づけたら、自分はどう思うのか、を周りと比較したり教わったことが蓄積されたことから出てくる「普通は」という言葉は出なくなっていきます。
普通は、という概念がなくなれば、「自分はこう思う」に変わっていくだけです。
その後はうまくいかないことがなくなり、自分の理想の流れに沿ってスムーズに仕事を進められるようになっている未来があります。
現実を変えるには、目に見えない内側の無意識領域から変えていくことが必要不可欠と考えます。
なぜなら、今現実としてうまくいっていない人間関係、仕事の失敗は、自分の中にある感情が引き寄せている同じ波動を引き寄せた現象だからです。
仕事がうまくいっていない、が先ではなくて、うまくいっていない現実は無意識領域に潜っている感情の投影ということを知って下さい。
Part③では、Eさんのビジネスパートナーへの不満から、感情を癒していった流れをお伝えしていきます。
ここからガラッと変わっていきますので是非読んでみて下さい。
