マッチングアプリを利用している男性が感じる不安や不満～お持ち帰りできない～

マッチングアプリは出会いを求めるツールとして気軽に利用されています。
今回は、マッチングアプリを利用する男性が体験する「うまくいかないこと」や「感じる不安や不満」について、ホテルにどう誘って良いか分からない、お持ち帰りまでいったことがない、というYさんからの相談から、うまくいかなかった理由と悩みを解決した流れをお伝えします。

お持ち帰りしたいのにできない

20代のYさんは、マッチングアプリを利用してから食事に誘う段階までは何人かの女性と楽しい時間を過ごすことができていました。
しかし、最終的な目標であるお持ち帰りがなかなか実現せず、直近でも、食事まではできたものの、いざ次を、と誘っても断られたことがあったようで、どうしたら目標を達成できるか悩んでいました。

どうしてお持ち帰りできないのか？

ここからYさんへのヒアリングの様子をお伝えします。

やっぱり今回も同じことを繰り返した

Yさんは、以前にも同じことを何度も繰り返していました。
そこで、なぜお持ち帰り出来る流れにならないのかを探っていくヒアリングになっていきます。

どうせ無理、と思ってしまう理由

ヒアリングしていて、「やっぱり」と、初めから分かっていたような言葉が出てきたわけですが、やっぱりについて、もう少しヒアリングしていきます。

イライラがフラッシュバックして起こること

Yさんは、うまくいかなかったり目標を達成できなかった時に、イライラが沸いたり悔しい思いが自分の中にあったことに初めて気づきました。
特に、自分の思い通りにならなかった時のイライラは強く、怒りの感情になり、無意識にYさんの表情に出る癖があることもお伝えしました。
無意識下で起こっている感情のフラッシュバックによって怒りが沸いて表情に出ることは誰にでもありますが、自分ではどうにも防げないことです。
やっぱり今回もお持ち帰りできなかったじゃないか！というな怒りのエネルギーがYさんの無意識領域にあり、それが「また同じことが起こるのではないか」という不安を感じていて、その結果、「やっぱり同じことが起こったじゃないか！」という現実を引き寄せた流れになります。

言葉よりも大切なこと

Yさんがお持ち帰りできなかったことの原因が、自分の立てたプランが良くなかったわけでも、女の子から嫌われていたからでもなく、Yさんの中に無意識にフラッシュバックしていた、思い通りにならなかった時のイライラする感情が原因だと分かりました。
みなさんも「何となく」と感じることがありませんか？
何となく、という言葉の中には「なぜか分からないけど」という意味が含まれていると思います。
「何となく良さそう」とか「何となく嫌だな」、と感じる時には、目には見えない、無意識領域のエネルギーを感じ取っているというイメージです。

うまくいかないことは、次のステップへのサイン

今回のお持ち帰りできなかった出来事は、自分の思い通りにならないことでイライラする、という無意識領域にある「もう浄化して良い感情」があったことを気づかせるための出来事でした。
違う女の子であっても、繰り返し同じ現象が起こり、Yさんに「思い通りにならない時にイライラする感情は解放してね」というサインだったということです。
普段の生活でもすぐにイライラしてました、と言っていましたので、普段からうまくいかないとイライラするのが当たり前の生活に今までは気づけなかったそうです。

思い通りにならないことへのイライラを解放した未来

昔から自分の思い通りにならないことばかりだった、と振り返り、無意識領域に眠っていた感情を浄化したあとのYさんの1か月後の様子は、アプリで出会う女の子とは毎回お持ち帰りまでいけるようになったそうです。
「やっぱり今回もお持ち帰り出来ました！」「お持ち帰りできるとしか思えなくなっている」と、マインドが変わっていました。
やっぱり無理、がやっぱり成功、に変わっているので、仕事もうまくいくとしか思えなくなった、とも話していました。

セッションでの1つの出来事に関する相談が、他の分野にも影響を及ぼすことはよくあります。
特にイライラする思いを浄化すると、面白いように見え方が変わります。
同一人物とは思えないほど穏やかになる人もいます。書いている私もそうです（笑）。

イライラする人生から、穏やかな人生へシフトしたいという方は、自分が送っている穏やかな人生を一度イメージしてみてください。