セックスの時にゴムを着けてする方着けない方それぞれだと思いますが、生でしてみたい！と思う方が多いのではないでしょうか。
今回は、いつからか生でセックスすると妊娠させてしまうかもしれないという恐怖がある、という20代Fさんから以前頂いたご相談から、その恐怖を感じる苦悩についてお話します。
ビジネスは軌道に乗り、セックスは風俗店です
Fさんは見た目はとても清潔感があり、透明感のある綺麗な瞳をした男性で、一見モテそうな20代の男性でした。
Fさんの立ち上げた会社の売り上げが半年で数千万に上る勢いに乗ったため、仕事一筋の生活をしばらく送らざるを得なくなった状況から、彼女を作ろうとは思わず、セックスしたくなった時はいつも風俗店に行っている、ということでした。
仕事に没頭している中で息抜きに風俗店を利用している、という割り切ったセックスライフを送っていました。
彼女がいた時期もありそれなりに順調にお付き合い出来ていたそうですが、会社を辞めて起業した頃に彼女と別れてからは、仕事に集中すると決めて、性欲を満たすためだけに風俗店を利用するようになったようです。
Fさんは初めから風俗店に行くことには抵抗はありませんでした。
完全に割り切っていたのですね。
性病に感染するかもしれない不安は特にないです
風俗店やメンズエステなどを利用したことがある方はたくさんいらっしゃると思いますが、皆さんにお聞きしている性病についての感染歴や不安なことなどをFさんにも聞いてみました。
風俗店の女性たちは検査を受けていて必ずゴムを着けているため、自分が感染するかもしれないと心配をしたこともない、ただ、一応以前保健所で検査を受けたことはあるけど、やっぱり感染してなかったです、ということでした。
毎回ゴムを着けているから、という安心感ではなく、スピリチュアルな観点から見ていくと、Fさんは「性病に感染する必要がない」という方だったことから、性病に感染するかもしれないなどの不安がない、という感覚には納得しました。
妊娠させてしまうかもしれないと思ってしまうんです
いつまでも風俗店を利用するつもりはなく、仕事が落ち着いてきたら彼女を作ろうかな、と考えてはいるのですが、それを考えるといつも同じ不安に襲われていました。
「彼女とは生でしてみたいときっと思うはず。でも、なぜかいつも妊娠させてしまうかもしれない、と浮かび、想像すると怖くてこれからも絶対生では出来ないと思う」というのが今回のご相談内容でした。
ちなみにFさんは今まで一度も生でしたことがありません。
過去のセックスでトラウマが出来たのか？
今回のFさんのご相談は、生でしたことがないのに、「生ですることを想像した時に、妊娠させてしまうかもしれないという恐怖が湧いてくる」というものです。
Fさんへのヒアリングをしていく中で、Fさんの周囲で望まない妊娠をさせてしまったことがある人がいたのかを聞くと、知ってる人で性病に感染した人は過去にいたけど、妊娠させてしまった人はいないとのこと。
では、過去にセックスをしている時に何か嫌なことがあったり何か言われたことがあったのかを聞いてみましたが、これもまた特に思い出せることはないです、とのことでした。
元カノに言われた言葉で湧き上がった恐怖
少し思い出して、「関係があるか分からないですが・・・」とお話いただいたのが、「昔付き合っていた年上の彼女が、生でしてみよう、と言ってきた時に、断固拒否したことがある」という出来事でした。
「生でしてみたい」と彼女から言われた時、どうしてか分からないけどものすごい恐怖が沸いて、挿れずに止めたことがあったそうです。
Fさんは生でのセックスを拒否したことで、年上の彼女のプライドを傷つけたのかもしれないな、申し訳ないとも思ったし、自分を責めるような気持ちになりました。
また生でしてみよう、ともし言われたらやっぱり怖い！と考えると、彼女とセックスすることが怖くなって、すぐに別れてしまったそうです。
彼女のことは好きだったのに、セックスの時には生でしなければいけないのか、と強要されるようにも思えてきてとても嫌な気持ちになってしまったようです。
Fさんの無意識領域に、「生でしよう」と言われた時の恐怖がガッツリ根付いた体験でした。
しょうがない、仕方ない、と諦めるしかないですか？
「そう思うんだからしょうがない」「ずっとゴムを着けてやればいい」「でも生の方が絶対良い」と多くの方は思い、葛藤を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Fさんもそうでした。
- なんでこんな風に思うのか原因が分からない
- 彼女に「なんで嫌なの？」と聞かれて「妊娠させるのが怖い」と言ってもきっと分かってもらえない
- おかしい人と思われるかもしれない
- 色んなことが全てめんどくさくなっていく
などの思いや不安が次々に浮かんでくるので、考えても分からないから「なんか分かんないけど怖いんだよね」と説明するしかないのがFさんも辛かったそうです。
数年彼女を作らなかったのは、もしかしたらこの時の彼女との一件があったから、「彼女」になるとまた同じように傷つけるかもしれないし自分も嫌な思いをするかもしれないから、仕事に集中したい、と理由をつけて彼女を作らない選択をしていたのかもしれない、と気付きました。
仕方ない、しょうがないと思うから諦めてしまったり、嫌なのに我慢して頑張って無理してやったり、という方もきっといらっしゃるでしょう。
でも、自分が「本当は生でしたい」と望めば、我慢することなく妊娠させることなく「生で出来る」という現実を叶えることが出来ます。
Fさんの感じている不安の原因と解消法はPart②でお話します。
